2010年8月29日、米紙ロサンゼルス?タイムズは國際的な動(dòng)物保護(hù)組織?アジア動(dòng)物基金(Animals Asia Foundation)のレポートを引用し、中國の動(dòng)物園で行われている動(dòng)物の管理方法は極めて野蠻で、動(dòng)物の生活環(huán)境は劣悪であると指摘した。9月1日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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同基金が8月に発表したレポートによると、09年に中國の國立動(dòng)物園および民間動(dòng)物園13か所を調(diào)査した結(jié)果、トラの牙や熊の爪を抜くなど動(dòng)物への虐待や、劣悪な生存環(huán)境下での飼育が多數(shù)発見された。同基金動(dòng)物福利擔(dān)當(dāng)のデビッド?ニール主任は「中國の動(dòng)物園には動(dòng)物たちが生命を維持するのがやっとの施設(shè)しかなく、管理員は動(dòng)物をムチで打ったり毆ったりするなど野蠻な手段で動(dòng)物をコントロールしている」と証言する。

また、同基金の擔(dān)當(dāng)者は「調(diào)査した動(dòng)物園に限らず、中國全土の動(dòng)物園も同様であることを暗示している」と話し、國際動(dòng)物愛護(hù)基金の顧問獣醫(yī)師は「中國にある數(shù)百の動(dòng)物園や野生動(dòng)物園でも類似の行為が行われたり、同様な生活環(huán)境であると考えられ、多くの動(dòng)物が虐待されている」と指摘する。

さらにレポートは、7月に山東省?済南動(dòng)物園で飼育されていたパンダが消毒用ガスを吸って死亡した事件や、昨年12月から今年2月にかけて遼寧省?瀋陽森林野生動(dòng)物園で飼育されていた東北トラ11頭が餓死した事件などにも觸れ、「中國では飼育されている動(dòng)物の虐待に対しては法的な制約を一切受けず、法律は野生動(dòng)物の保護(hù)のみを規(guī)定している」と指摘。動(dòng)物虐待の具體的事例として、広東省?深セン野生動(dòng)物園のトラやライオンの牙が抜かれている例を挙げた上で、責(zé)任者の「これらの動(dòng)物は他の動(dòng)物園やサーカス団から來たもので、牙はそこで抜かれたもの」との弁明も紹介している。

動(dòng)物保護(hù)関係者は「中國で最もよく見られる動(dòng)物ショーは、熊の自転車乗りやトラの火の輪くぐりで、こうした動(dòng)物の虐待やショーは中止すべきだ」と指摘している。（翻訳?編集/HA）