2010年9月2日、金羊網(wǎng)は、陝西省渭南市華県のとんでもない緑化技術(shù)を取り上げた。気持ち悪いほど鮮やかな緑は何とはげ山にペンキを塗ったもの。どこからどう見(jiàn)ても間違った「緑化」にしか思えないが、現(xiàn)地政府擔(dān)當(dāng)者は「最も先進(jìn)的な緑化方法だ」と胸を張っている。

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華県の南山大道を進(jìn)むと、問(wèn)題の「緑の山」が出現(xiàn)した。巖がむき出しとなったはげ山にペンキが塗られたもの。毒々しいまでに「緑化」されている。剝がれ落ちた石を拾うと、鼻をつんとさすペンキのにおいがまだ殘っている。付近の住民に話を聞くと、「緑化」された山はもともと採(cǎi)石場(chǎng)だったという。1か所だけではなく、同様に「緑化」された山は複數(shù)あるという。

華県國(guó)土資源局鉱山弁公室を訪ねると、擔(dān)當(dāng)者は「緑化」の事情について説明してくれた。環(huán)境保護(hù)活動(dòng)の一環(huán)として、華県にある採(cǎi)石場(chǎng)數(shù)十か所が閉鎖されたという。最終的には本物の植物を使った緑化が行われるが、臨時(shí)措置としてペンキによる「緑化」が実施されたのだという。鉱山弁公室の李主任は「インターネットを通じて海外の経験を?qū)Wんだもので、國(guó)內(nèi)最先端の緑化方法です」と胸を張った。

ペンキによる「緑化」といえば、2007年には雲(yún)南省昆明市富民県でも確認(rèn)されており、世界的な話題となった。こちらは風(fēng)水の関係上、「緑」が必要だったとの話。風(fēng)水のための「緑化」と最先端の「緑化」。理由は違っても、間違った結(jié)果だけは共通している。（翻訳?編集/KT）