2010年8月31日、米國(guó)の外交専門(mén)誌フォーリン?ポリシーは、「今年はパキスタンの大洪水、ロシアの大火災(zāi)、メキシコ灣の原油流出事故などの大災(zāi)害以外にも、その影に隠れた數(shù)多くの深刻な災(zāi)害?事故が発生している」と報(bào)じた。9月2日付で中國(guó)広播網(wǎng)が伝えた。以下は同誌が紹介した主な災(zāi)害。

【その他の寫(xiě)真】

1．インドネシア?スマトラ島のシナブン火山の噴火

約400年ぶりに噴火した同火山は、スマトラ島最大の都市?メダン付近に位置している。噴火による火山灰は高さ4800mにも達(dá)し、同國(guó)政府は8月29日、最高レベルの警戒情報(bào)を発令。3萬(wàn)人以上が避難を余儀なくされ、避難途中に2人が死亡した。

2．ニジェールの大洪水

干ばつによって人口の半數(shù)に當(dāng)たる約700萬(wàn)人が飢えに直面していたニジェール。7月末から一転して降り始めた豪雨による洪水が襲い、現(xiàn)地は大混亂に陥った。國(guó)際連合は同國(guó)に対し、食糧、薬品、テントなどの配布を始めているが、60％以上の住民にまだ十分な物品が行き渡っていない。

3．中國(guó)の土石流と洪水

甘粛省舟曲県で8月8日に発生した土石流によって1400人以上が死亡し、現(xiàn)在も多くの住民がテント生活を送っている。その損失額は數(shù)十億ドルとも。中國(guó)では今年、これまでに28の省?市?自治區(qū)で1億4000萬(wàn)人が洪水被害に遭遇している。

4．シリアの干ばつ

シリアでは3年連続で大干ばつが発生。干ばつによって80萬(wàn)人が生計(jì)の手段を失った。國(guó)連世界食糧計(jì)畫(huà)（WFP）は6月、20萬(wàn)人分の食糧を配布したが、國(guó)際的な援助の欠如による資金不足から継続困難に陥っている。

5．中國(guó)?黃海の石油漏れ事故

遼寧省?大連新港で7月16日、石油パイプラインが爆発。大量の原油が黃海へ流れ込んだ。中國(guó)側(cè)は流出した原油の総量を約9萬(wàn)トンと推測(cè)。流出による汚染によって現(xiàn)地の生態(tài)系への影響が心配されるだけでなく、観光業(yè)への影響も出ている。

6．インドの酷暑

インドの北方地區(qū)では今年、19世紀(jì)以來(lái)最も暑い春と夏を迎えた。最高気溫は夏前ですでに48．9℃を記録。6月初めの段階で、グジャラート州で100人、マハーラーシュトラ州で90人など、各地で多くの死者が出たほどだった。（翻訳?編集/HA）