ニセモノの「天下無敵」=日本選手、タイ選手を叩きのめす中國武術(shù)の真実―中國メディア

Record China    2010年9月5日(日) 15時(shí)46分

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4日、網(wǎng)易は記事「中華武術(shù)世界一は幻想=映畫と小説が作り上げた神話に過ぎない」を掲載した。世界格闘技大會(huì)での好成績は作り上げられたものに過ぎず、中國武術(shù)の真実は天下無敵とはほど遠(yuǎn)いところにあるという。寫真は中國武術(shù)の練習(xí)風(fēng)景。

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2010年9月4日、網(wǎng)易は記事「中華武術(shù)世界一は幻想=映畫と小説が作り上げた神話に過ぎない」を掲載した。以下はその抄訳。

その他の寫真

8月29日、北京で開催された第1回世界格闘技大會(huì)の武術(shù)競(jìng)技決勝が終了した。中國代表は型と散打(キックボクシングに似た試合形式のカンフー競(jìng)技)で計(jì)7枚の金メダルを手にし、堂々の國別1位を勝ち取った。しかし中國武術(shù)の実力は実際のところ、世界一どころか、きわめて低レベルに過ぎない。天下無敵のイメージは単に映畫と武俠小説によって作られた神話なのだ。

世界的な映畫スターのブルース?リー。格闘家としても超一流だったと信じられているが、実は強(qiáng)度の近視で、ほとんど試合をしたことがない。全米空手王者を獲得したというのは間違いで、大會(huì)の優(yōu)勝歴といえば香港高校アマチュアボクシング王者ぐらいだ。

では、散打選手の実力はどうだろうか?近年、日中対抗戦、中國対世界対抗戦などが行われ、中國は見事な成績を収めている。しかしこれも相手が弱かったり、散打選手に都合のいいルールを採用したりすることで作られたもの。

昨年のある試合では、主催者は出場(chǎng)した日本人選手の戦績を捏造、「日本の強(qiáng)豪選手」をでっちあげた。中國?タイ警察散打?qū)澘箲椁悉猡盲绕と猡?。警察に所屬しているとはいえ実質(zhì)プロの中國人選手が、アマチュアのタイ警察官相手に戦っている。しかもひじやひざなどムエタイ(タイの格闘技)の武器はルールで禁止されていた。

連戦連敗となったタイはようやく事情を理解。ならばと2003年の試合では日本のK-1でも活躍しているプロ選手?ブアカーオを警察官に仕立て上げて、送り込んできた。體重では10キロも重い散打王?孫濤(スン?タオ)が相手だったが、ブアカーオは圧倒。わずか2ラウンドでタオルが投げ入れられた。

こうした事情を知っても、散打選手は武術(shù)家ではないと反論する人もいるだろう。本物の武術(shù)家は寺の高僧であったり、道教の道士であったり、あるいは民間でひそかに修行する達(dá)人のはずだ、と。しかし現(xiàn)実は殘酷だ。かつて散打選手に加え、名だたる流派の民間武術(shù)家100人を集めた大會(huì)が開催された。達(dá)人たちは優(yōu)勝するどころか、10秒も持たずに負(fù)ける者ばかりだったとか。伝統(tǒng)武術(shù)といっても今や型中心で、試合を想定した練習(xí)はやっていない。しかも古くさい練習(xí)方法から運(yùn)動(dòng)としての効率も良くないという。

天下一の中國武術(shù)と喧伝される背景には、長年にわたる民族の自信不足がある。近代中國の伝説的武術(shù)家?霍元甲が大きな西洋人を打ち倒した時(shí)より、武術(shù)は強(qiáng)國を目指す中國人の願(yuàn)望が宿るシンボルとなった。映畫によりそのイメージは拡大化され、さらにそうした心理を利用した商業(yè)的な中外対抗戦が幻想を深めていった。今や民族の自信不足は自己欺瞞へと変わっている。

まずは弱さを認(rèn)めることから始めよう。それこそが中國武術(shù)が本當(dāng)の世界一を目指す第一歩となるのだから。(翻訳?編集/KT)

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