野菜の増産を中國政府が指示、食糧価格の高騰防止対策でー米メディア

Record China    2010年9月7日(火) 7時20分

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4日、食糧価格の高騰を受け、中國政府が野菜の生産量を高め、インフレを抑えるように指示を出したと、VOAウェブサイトが報じた。寫真は10年9月、新疆ウイグル自治區(qū)の高原地帯で豊作となった野菜の収穫。

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2010年9月4日、米國営放送ボイス?オブ?アメリカ(VOA)電子版によると、中國政府は食糧価格の高騰を受け、野菜の生産量を高めインフレを抑えるよう通達した。食糧価格の上昇は全世界的な傾向。國連食糧農業(yè)機関(FAO)も特別會議を招集し、食糧供給の問題などを議論している。

その他の寫真

中國の食糧価格は今年7月に6.8%上昇。中國政府はこれを受け、生産量の向上や市場供給量の確保など一連の対策で、物価安定と食糧価格高騰の抑制に努めるところとなった。中國國務院はさらに、農業(yè)従事者が生産に専念できるよう、國有銀行に対し農民への貸し付けを行うように求めている。

しかし、今年は一部地域で洪水や干ばつなどの自然災害などが度々起こったことから食糧価格の高騰が続いている。中國政府は今年のインフレ率は3%を超えないとしているが、1980年末にもインフレが大きな原因で天安門事件が勃発した過去もある。國民の憂慮はまさにその點に集中している。食糧価格とインフレは深い相関関係にあり、また國民の支出の半分は食費だからだ。世論を鎮(zhèn)靜化させるという意味においても、食糧価格の安定維持は中國政府にとって大きな課題になっている。(翻訳?編集/岡田)

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