2010年9月1日、香港英字紙?アジアタイムズは、中國で政府の資金援助を受けていない獨(dú)立（インディペンデント）系の映畫制作會社やその作品が増加し、注目を集めていると報じた。4日付で環(huán)球時報が伝えた。

【その他の寫真】

記事によると、中國の今年の映畫制作本數(shù)は500部に達(dá)する見込みで、米國、インドに次いで世界第3の映畫生産國となる可能性がある。中國の今年の映畫興行収入は15億ドルを超えると予想されている。興行収入の大部分は、ハリウッドの大作や中國政府が資金提供して制作された歴史大作などで占められているが、獨(dú)立系制作會社やその作品、獨(dú)立系映畫の上映館の成長も著しい。

中國で80年代以降に出現(xiàn)した獨(dú)立系映畫は、中國市民の日常生活の様々な場面をテーマにするなど、內(nèi)容は多岐に富んでいたものの、上映ルートが限られていることがこれまでの大きな問題點(diǎn)だった。業(yè)界関係者は「大部分の映畫館はこうした映畫を上映しない」と語る。

しかしここに來て、これまでの系列に屬さない獨(dú)立系の映畫館などが発展してきたことにより、獨(dú)立系映畫が市民の目に觸れる機(jī)會が増え、大學(xué)や蕓術(shù)サロンなどでも話題に上ることが多くなるなど、注目度が上がってきている。

香港にある獨(dú)立系映畫の上映館、ブロードウェイ?シネマテーク（百老匯電影中心）の責(zé)任者?呉靖（ウー?ジン）氏は「中國の獨(dú)立系映畫にとって、大作映畫の上映が増加することは決して悪いことではない。観客の増加に伴い、獨(dú)立系映畫に対する興味も高まる。観客はきっと今までと異なる作品を探してでも見たくなるだろう」と語る。

こうした狀況を背景に、北京、上海、南京などではすでに獨(dú)立系映畫とドキュメントフィルムだけを?qū)澫螭摔筏坑钞嫾坤O(shè)けられているという。（翻訳?編集/HA）