中國の軍拡に不安感、でも経済依存は深まるばかり=日本の抱えた難題―米メディア

Record China    2010年9月8日(水) 7時3分

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ロイター通信中國語サイトは記事「経済と政治の利害をいかにはかるべきか?進むも引くも難しい日中関係」を掲載した。中國経済への依存度が高まる一方で、軍拡に不安感を覚えるという難しい立場に日本は追い込まれた。寫真は2008年、中國のレクサス販売店。

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2010年9月、ロイター通信中國語サイトは記事「経済と政治の利害をいかにはかるべきか?進むも引くも難しい日中関係」を掲載した。以下はその抄訳。

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高齢化、人口減少、政策能力の欠落などの問題を抱える日本。中國経済への依存が深まっている。2009年、全輸出に占める対中輸出の比率は20%弱に達し、対米輸出を越えた。野村資本市場研究所の関志雄シニアフェローは、2026年には中國が米國を抜き世界一の経済大國の座に君臨、日本の対中輸出の比率は35%にまで高まる可能性があると分析している。

一方で中國の軍拡への不安感も高まっている。8月に中國日報が実施した調(diào)査によると、相手國を軍事的脅威と感じる回答は、中國で73%、日本で71%に達した。東京大學の北岡伸一教授は、「過去20年間、日本の防衛(wèi)費はほぼ橫ばいです。一方、中國の軍事費は20倍前後にまで膨れあがりました。こうした差異はバランスを破壊するものとなるでしょう。実際、東シナ海、南シナ海では現(xiàn)実のものとなっています」と話している。

中國とどう向き合うのか。民主黨政権にとっては頭が痛い難題となった。テンプル大學ジャパンのフィル?ディーンズ教授は「日本にとって中國の重要度は高まるばかりです。つまり問題はどのようにして二國間関係をうまく処理するかにあります」と指摘した。中國との対抗か、それとも中國と友好関係を結(jié)ぶか、あるいはこのまま身動きの取れぬ立場を続けるか、日本に與えられた選択肢はこの3つしかないとディーンズ教授は分析している。(翻訳?編集/KT)

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