2010年9月7日、中國紙?中國証券報は、政府系シンクタンク?中國社會科學(xué)院の鄭秉文（ジョン?ビンウェン）世界社會保険研究センター主任の寄稿「2億人の老後の生活資金が危ない」を掲載した。以下はその概略。

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今世紀に入ってから、中國の5つの社會保障基金の資産規(guī)模は驚くほど増大している。01年の累計殘高は1639億元（約2兆230億円）だったが、09年末には1兆9600億元（約24兆2000億円）に達し、9年間で12倍も増加。02年?09年の平均増加率は41％に上った。（ただし、「年金」に農(nóng)村の年金制度は含まれるが、企業(yè)年金基金は含まれていない）。中國の社會保険の種類は5つで、「年金」「醫(yī)療保険」「失業(yè)保険」「労災(zāi)保険」「出産保険」に分けられている。

資産規(guī)模の急速な拡大は、喜び半分、心配半分といったところだ?！赶菠印共糠证?、社會保障基金の実力が最大限に強まり、困難な局面から脫することが出來たこと。一方、「心配」部分は、投資収益率が2％にも満たないことである。00年?08年の消費者物価指數(shù)（CPI）の平均上昇率は2．2％。これを上回らなければ「赤字」狀態(tài)にあるといえる。そして、このまま運用方法を変えなければ、赤字額はちょうど「年金」の國の負擔分が相殺されてしまう規(guī)模にまで膨れ上がると予測されている。（翻訳?編集/NN）