2010年9月8日、中國(guó)衛(wèi)生部は、ほとんどの抗生物質(zhì)が効かない新型耐性菌への感染者が日本や歐米で相次いでいることを受け、「中國(guó)でパンデミック（感染爆発）が起こらないよう全力で回避する」との姿勢(shì)を示した。新華網(wǎng)が伝えた。

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中國(guó)では以前から抗生物質(zhì)の亂用が問(wèn)題視されており、新型耐性菌への感染が本格的に流行し始めた場(chǎng)合、「中國(guó)はパンデミックになる」と警告する専門(mén)家もいる。同部はこうした狀況を防ぐため、全國(guó)の醫(yī)療機(jī)関に対し、抗生物質(zhì)を規(guī)定に沿って正しく処方するよう指導(dǎo)を徹底していくとしている。

すでに各醫(yī)療機(jī)関では免疫力が低下した患者や重癥患者、感染癥の既往歴がある患者などを?qū)澫螭思?xì)菌検査を?qū)g施しているほか、検査の結(jié)果が陽(yáng)性だった場(chǎng)合は12時(shí)間以?xún)?nèi)に同部のモニタリングネットワークに報(bào)告するよう義務(wù)付けられた。また、院內(nèi)感染の防止対策も強(qiáng)化された。

新型の耐性菌は「NDM1」（ニューデリー?メタロベータ?ラクタマーゼ1）という遺伝子を持ち、ほとんどの抗生物質(zhì)が効かないため「スーパー耐性菌」と呼ばれている。中國(guó)では抗生物質(zhì)の年間の1人あたり消費(fèi)量は米國(guó)の10倍に上るが、処方された患者のうち本當(dāng)に必要だった患者はわずか20％未満と報(bào)告されている。（翻訳?編集/NN）