金持ちになった中國人、フカヒレへの欲望は増すばかり―米紙

Record China    2010年9月11日(土) 16時(shí)5分

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8日、米紙は「金持ちになった中國人、フカヒレへの欲望は増すばかり」と題した記事で、中國人にフカヒレを食べないよう訴える活動が行われているが、難航しているようだと報(bào)じた。寫真はフカヒレスープ。

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2010年9月8日、米紙The Madison Timesは「金持ちになった中國人、フカヒレへの欲望は増すばかり」と題した記事で、米NBAの中國人選手、ヤオ?ミン姚明)や俳優(yōu)のジャッキー?チェン(成龍)らが中國人にフカヒレを食べないよう訴える活動を行っているが、難航しているようだと報(bào)じた。10日付で環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

その他の寫真

アジアの食文化に欠かせない高級食材フカヒレ。中國では古くから富と権力の象徴として祝いの席には欠かせないものとされてきた。それが、経済の急速な発展に伴い近年は一気に需要が高まっている。全世界のサメの個(gè)體數(shù)はこの10數(shù)年で90%も減少。毎年1億匹が殺されているが、うち73%がフカヒレを目的としたものだ。そのうちの50?80%が香港に集められ、大部分が中國本土に渡っている。

近年、中國ではフカヒレを食べないよう訴える運(yùn)動が幾度となく行われている。ある団體は「フカヒレを食べるなど全くの無駄遣い。しかも、ヒ素やメチル水銀など人體に有害な物質(zhì)が大量に含まれている」と訴える。06年には絶滅の危機(jī)にある野生動物の保護(hù)活動をしているNPO団體?ワイルドエイド(WildAid)は北京事務(wù)所の開設(shè)にあたり、中國バスケット界のスーパースター、ヤオ?ミンをイメージキャラクターに起用。中國各地で「買わなければ殺戮も終わる」と呼び掛けた。

電子商取引大手のアリババは先日、同社が運(yùn)営する通販サイトでのフカヒレの取引を禁止した。香港でも10數(shù)軒のレストランがフカヒレなしの宴會コース料理を出し始めている。08年の北京五輪期間中に実施した調(diào)査によると、55%がこうした活動を「知っている」と回答。うち94%が「何らかの効果は出ている」、83%が「自分もフカヒレを全く買わない、または出來るだけ買わないようにした」、89%が「フカヒレの取引は禁止すべき」と答えた。

だが、それでも古くからの慣習(xí)を変えるのは容易ではなさそうだ。06年にヤオ?ミンが「フカヒレ食べない宣言」をした際は、中國本土、香港、日本、シンガポールの複數(shù)の企業(yè)が「営業(yè)妨害」だとして合同で抗議文を出したという。(翻訳?編集/NN)

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