2010年9月10日、中國(guó)國(guó)務(wù)院が発表した「中國(guó)の人的資源狀況」によると、09年の貧困人口は3597萬(wàn)人に減少したものの、高齢化問題と就業(yè)問題がより深刻化していることが分かった。11日付で京華時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

記事によると、1949年に100元（約1240円）以下だった都市住民1人當(dāng)たりの年間可処分所得は、08年には1萬(wàn)5781元（約19萬(wàn)5700円）に、同じく1949年に44元（約550円）だった農(nóng)民1人當(dāng)たりの年間可処分所得も08年には4761元（約5萬(wàn)9040円）にまで増加していることが明らかにされた。

だが、一部の専門家が「2035年には納稅者2人で高齢者1人を養(yǎng)わなければならない可能性がある」と指摘するほど、高齢化が深刻な問題となっている。就業(yè)問題も同様に非常に深刻だ。當(dāng)局の発表によると、今年の大學(xué)卒業(yè)予定者は630萬(wàn)人、中學(xué)?高校の卒業(yè)予定者で就職を希望する者が600萬(wàn)人、これ以外に失業(yè)者、退役軍人なども労働市場(chǎng)にはおり、2400萬(wàn)人分の雇用を創(chuàng)出する必要がある。しかし、現(xiàn)実には半數(shù)の約1200萬(wàn)人分しか確保できない見込みだ。

農(nóng)村部の余剰労働力約1億人が都市部への移住の必要に迫られており、これも雇用問題を深刻化させる要因となっている。その一方で、経済発展の著しい東部沿海地域で労働者不足が発生するなど、「就職難」と「求人難」が併存している。（翻訳?編集/HA）