2010年9月、レコードチャイナのライターによるブログ「Kinbricks Now」は、海上保安庁巡視船と衝突した中國漁船の船員開放を取り上げた。中國メディアは、中國政府と國民が一體になっての抗議が功を奏したと報(bào)じているという。

【その他の寫真】

2010年9月13日、尖閣諸島付近で海上保安庁の巡視船と衝突、拿捕された中國漁船の乗組員14人が解放され、中國政府のチャーター機(jī)で福建省福州市に到著した。

14日半島網(wǎng)によると、6日ぶりに開放された船員たちは空港で出迎えた家族と抱き合い、再會(huì)を喜んだ。船員の一人、王國華（ワン?グゥオホア）さんは「日本側(cè)が私たちと漁船を拘束したのは完全に違法だ。釣魚島（尖閣諸島）は元々我々のもの。漁民は先祖代々あの海域で漁を続けてきたんだ。日本は何を理由に私たちを拘束したのか。我々は祖國政府の立場(chǎng)を強(qiáng)く支持する」と話した。船長の勾留は続いているが、船員たちは「一刻も早い解放を強(qiáng)く要求する」と聲をそろえた。

中國外交部の姜瑜（ジアン?ユー）報(bào)道官は、船員解放について談話を発表した?！溉毡緜?cè)による違法な中國漁民及び漁船の勾留事件が発生して以來、中國側(cè)は何度も日本側(cè)に厳正な交渉を行ってきた。全中國人民及び海外同胞の聲を一つにした日本の違法行為に対する譴責(zé)が、中國政府と人民の領(lǐng)土主権を守る強(qiáng)い意志と決意を表現(xiàn)するものとなった。現(xiàn)在、日本側(cè)はなお違法に中國漁船の船長を拘束している。中國側(cè)は再度、日本にただちに解放するよう強(qiáng)く要求する。」

中國メディアも船員解放を大々的に報(bào)道。中國政府と國民が一體になった抗議が功を奏したとの見方も多い。また船長の拘束が続いていることについて、さらに抗議を強(qiáng)めるべきだとの論調(diào)も目立つ。（筆者：chinanews）

■中國在住経験を持つ翻訳者Chinanews氏は、ニュースサイト「Kinbricks Now」「21世紀(jì)中國ニュース」を運(yùn)営。ネットの流行から社會(huì)事情、事件、スポーツ、蕓能など中國関連のトピックを幅広く紹介している。