2010年9月15日、長(zhǎng)い歴史を誇る中國(guó)だが、多くの文化財(cái)は文化大革命時(shí)の動(dòng)亂によって破壊されてしまった。それを乗り越えた貴重な文化財(cái)が今、猛スピードで発展する不動(dòng)産開(kāi)発業(yè)者によって、再び消失の危険にさらされている。この25年で少なくとも3萬(wàn)の文化財(cái)が消失したと言われる。香港紙サウスチャイナ?モーニング?ポストの報(bào)道を環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

2002年に施行された文化財(cái)保護(hù)法は、文化財(cái)の破壊を回避するという面において、あまり良い効果が得られていない。多くの不動(dòng)産開(kāi)発業(yè)者は地元政府と癒著しているため、法律はさほど執(zhí)行されていない。また、遺跡がある地域において、違法建築や文化財(cái)の損壊に対して最高50萬(wàn)元（約625萬(wàn)円）の罰金を科せられることになっているが、潤(rùn)沢な資金を持っている不動(dòng)産開(kāi)発業(yè)者にとっては大した抑止力になっていない。

また、國(guó)際的に有名な遺跡でさえも、良い保護(hù)をされているとは言い切れない。地元政府は今、ユネスコの世界遺産登録に躍起になっている。しかし登録された遺跡の多くは、むしろ破壊されてしまうため、ある専門(mén)家はこの現(xiàn)狀に警笛を鳴らしている。観光客が世界遺産に登録された遺跡に押し寄せるようになると、地元政府は“任務(wù)を果たした”とみなし、保護(hù)活動(dòng)の手を緩めてしまう。こういった現(xiàn)狀において、文化財(cái)を殘していくのは非常に難しいだろう。

南京大學(xué)の考古學(xué)教授、何云敖（ホー?ユンアオ）氏は「人々は経済の急速な成長(zhǎng)を妨げる障害を取り除こうとしている。大多數(shù)の人は文化財(cái)保護(hù)に対して無(wú)関心だ」と語(yǔ)り、現(xiàn)代社會(huì)は金銭を重視し、精神的かつ長(zhǎng)期的な利益を軽視しているのが問(wèn)題だと警笛を鳴らしている。（翻訳?編集/八木）