2010年9月16日、尖閣諸島沖での中國漁船と海上保安庁の巡視船との衝突事件を受け、中國國內(nèi)で反日感情が高まる中、中國外交部の姜瑜（ジアン?ユー）報道官は定例記者會見で、「中國の関係部門が引き続き日本人の安全を守ることを信じる」との考えを示した。新華網(wǎng)が伝えた。

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姜報道官はまず、「日本側(cè)がいまだに中國漁船の船長を違法に勾留していることが、中日関係の突出した障害」とし、「日本側(cè)は適切な行動でこの障害を取り除くべきだ」と述べた。また、現(xiàn)在の狀況については「釣魚島（尖閣諸島の中國名）問題において日本側(cè)がとった行動の全てが引き起こしたもの。日本側(cè)が全責(zé)任を負(fù)うべき」との姿勢を崩さず、「日本側(cè)は即刻船長を釈放し、これ以上中日関係にヒビが入ることを避けるべきだ」と強(qiáng)調(diào)した。

今回の事件をきっかけに、中國國內(nèi)では反日感情が再び高まっている。18日には満州事変の発端となった柳條湖事件（中國名：九一八事変）から79周年を迎えることも重なり、各地で日本への抗議活動を呼び掛ける動きが見られている。こうした事態(tài)を受け、同報道官は「中國の民衆(zhòng)が理性的かつ合法的な方法で自分たちの考えを表すとともに、中國の関係部門が法に基づいて引き続き日本を含む各國機(jī)関や國民の安全を守ることを信じる」と述べた。

同報道官は最後に柳條湖事件についても觸れ、「歴史をしっかりと心に刻み、それを鑑として未來を切り開いていかなければならない」とした上で、「日本側(cè)がこの歴史を正確に認(rèn)識し対処することを希望する」と述べ、実際の行動で平和への道を堅持する姿勢を示すべきだとした。（翻訳?編集/NN）