2010年9月17日、中國(guó)中央電視臺(tái)（CCTV）の番組「経済情報(bào)聯(lián)播」は、高級(jí)コーヒー豆「ジャマイカ産ブルーマウンテン」のニセモノ疑惑について報(bào)じた。中國(guó)で販売されているブルーマウンテンはほぼすべてニセモノだという。

【その他の寫(xiě)真】

世界的なコーヒー豆ブランド?ブルーマウンテン。ジャマイカにあるブルーマウンテン山脈の中でも、標(biāo)高800?1200メートルの區(qū)域で栽培されたもののみが本物のブルーマウンテンとされる。非常に高価な豆のため、日本では標(biāo)高800メートル以下の區(qū)域で栽培されたものがブルーマウンテンとして売られていることが多い。

ニセモノが橫行しているという點(diǎn)では中國(guó)も一緒。しかしその度合いは日本をはるかに上回っているようだ。臺(tái)灣資本の大手コーヒーショップチェーン?上島珈琲（UBC、日本のUCC上島珈琲とは別會(huì)社）では1杯70元（約890円）程度の価格でブルーマウンテンを販売しているが、本物ならば到底実現(xiàn)できない価格だ。売られている豆にもジャマイカ?コーヒー工業(yè)局の印章が印刷されていない。コーヒーショップ側(cè)は「生豆で輸入し、自社で焙煎した」と弁明しているが、ジャマイカから中國(guó)に生豆の輸出はないという。

CCTVの取材に対し、上島珈琲の擔(dān)當(dāng)者は當(dāng)局が販売を認(rèn)めたコーヒー豆であり、問(wèn)題はないと主張した。ジャマイカで生産される全コーヒー豆を輸入しても中國(guó)での消費(fèi)量には足りないため、同社では10年以上前から獨(dú)自にブルーマウンテン「風(fēng)味」のコーヒー豆を生産している。もしジャマイカ産だと誤解したならば、それは消費(fèi)者の問(wèn)題だと強(qiáng)弁した。（翻訳?編集/KT）