2010年9月18日、米ダウ?ジョーンズが発行する金融誌バロンズは「中國(guó)は豊かだ。だが中國(guó)は貧しい」と題した記事で、発展が遅れている中國(guó)內(nèi)陸部の振興を図りたい中國(guó)が必要としていることは、「人民元レートの急激ではない引き上げ」だと論じた。20日付で環(huán)球網(wǎng)が伝えた。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)內(nèi)陸部と沿海部の経済格差は大きく、これが中國(guó)社會(huì)を不安定にさせる要因の1つとなっている。発展を急ぎたい內(nèi)陸部は大量の輸出で労働者の賃上げと工業(yè)発展を図りたいが、これを?qū)g現(xiàn)させるには「人民元相場(chǎng)のゆっくりとした見(jiàn)直しとレートの急激でない引き上げ」が必要だ。だが、米國(guó)をはじめとする「懐が寒い」西側(cè)の先進(jìn)國(guó)がこれを許さない。人民元の引き上げ問(wèn)題は雙方の対立を深める火種となっている。

中國(guó)の貧富の差が顕著になってきたのは10?20年前。経済発展が遅れている中西部の內(nèi)陸都市の給與水準(zhǔn)はいまだに低く、これが人民元の急激な引き上げにブレーキをかけている大きな原因となっている。だが、人口の多さから見(jiàn)て、中國(guó)全土が先進(jìn)國(guó)並みの発展を遂げるにはあと數(shù)十年は必要だ。國(guó)內(nèi)総生産（GDP）では世界の1、2位を爭(zhēng)うまでになったものの、1人當(dāng)たりの生活レベルは大きく遅れをとっている。

中國(guó)內(nèi)陸部の昨年の経済成長(zhǎng)率は全國(guó)平均を上回っていた。だが、人民元の対ドルレートを低く抑えることにより、その発展スピードがさらに加速されることになることは間違いないだろう。（翻訳?編集/NN）