2010年9月20日までに、中國人民銀行（中央銀行）金融政策委員の夏斌氏は、インフレの抑制策として、銀行による貸出金利設(shè)定の自由化も考慮できるとの考えを示した。一方で、実態(tài)経済に大きなマイナス影響を與えないように、當(dāng)面は預(yù)金準(zhǔn)備率を調(diào)整することで対処すべきと指摘した。中國の複數(shù)のメディアが報じた。

夏氏によると、金利の引き上げは、市場の理解が得られず、仮に実施する場合でも動揺が広がらないよう、小幅にとどめるべきだという。人民銀行は今年1?2?5月の3度、預(yù)金準(zhǔn)備率を0．5ポイント引き上げた。

中國國家統(tǒng)計局によると、今年8月の消費(fèi)者物価指數(shù)CPI上昇率は前年同月比プラス3．5％。前月から0．2ポイント加速した。一方、生産者物価指數(shù)（PPI）

の上昇率は、前月比でマイナス0．5ポイントの4．3％に低下した。（翻訳?編集/JX）