2010年9月21日、第一財経日報は、検索サイト「人民網捜索」の新総裁として、元女子卓球中國代表選手の●亜萍（デン?ヤーピン、●は登に都の右）氏が就任する見通しだと報じた。

【その他の寫真】

デン氏は1973年生まれ。卓球中國代表として活躍し、五輪金メダル4個、世界選手権金メダル18個を獲得した「卓球の女王」だ。引退後はスポーツ選手としての特別待遇で清華大學に入學。當初はアルファベットを書くことすらおぼつかなかったと言うが、努力を重ねて學士號を取得。その後、英ノッティンゲン大學で修士號、英ケンブリッジ大學で経済學博士號を取得している。2009年4月、共産黨青年団北京市委員會副書記の要職についた。

競爭が激しいIT業(yè)界では人材引き抜きは日常茶飯事。しかし卓球界の名選手がトップに就任することはまれだと第一財経日報は評している。ただし具體的な業(yè)務は副総裁らが支えることになる。

人民網捜索は中國共産黨の機関紙?人民日報が開発した検索サイト。中國國営通信社の新華社も先日、中國移動通信と提攜して検索サイトを設立するなど、中國大手官制メディアの検索サービス進出が続いている。中國ITコンサルティング企業(yè)?iResearchによると、2010年第2四半期の検索エンジン市場は前年同期比53．2％増の26億4000萬元（約333億円）に達した。しかし百度、グーグルの二大巨頭が90％以上のシェアを占める寡占狀態(tài)が続いている。（翻訳?編集/KT）