2010年9月24日、米華字紙?僑報(bào)は記事「米中関係は日本に左右されるものではない」を掲載した。以下はその抄訳。

【その他の寫(xiě)真】

尖閣諸島付近海域での日本巡視船と中國(guó)漁船の衝突事故により、日中関係は緊張を高めている。日本はかねてより中國(guó)を抑制するための「米國(guó)の一兵卒」となろうとしてきた。米國(guó)の利益になるよう動(dòng)くことで、アジアの大國(guó)としての地位を保持する戦略だ。

今回の衝突事故の背景には日本の「內(nèi)憂外患」がある。3年で5人も首相が代わり、経済再生もはやばやと挫折、急速な円高も深刻。そしてGDP世界2位の座も中國(guó)に奪われてしまった。こうした狀況に焦る日本は、米中の駆け引きに乗じたいと考えた。

しかし、米國(guó)は中國(guó)を牽制したいと考えているものの、尖閣諸島問(wèn)題で日本に巻き込まれ、中國(guó)の怒りを買(mǎi)いたくないとも考えている。長(zhǎng)らく中斷していた軍事交流の再開(kāi)も決まり、米中関係が改善しつつあるのが現(xiàn)狀だ。ゆえに米國(guó)は日本を支持するという意見(jiàn)から、外交的かつ平和的な手段で問(wèn)題を解決せよと調(diào)停者の役割を演じようする向きまで、いささか矛盾した態(tài)度を見(jiàn)せることとなった。

もし尖閣問(wèn)題に米國(guó)が介入することになれば、事態(tài)は複雑化するだけだ。また、日本に「米國(guó)の支援があれば恐れることはない」という間違ったメッセージを與え、その行動(dòng)を誤らせてしまう。米中両國(guó)は共通の利益を持っているだけに爭(zhēng)えばともに傷つくことになる。両國(guó)首脳はそのことをよく理解している。來(lái)年、胡錦濤（フー?ジンタオ）國(guó)家主席は米國(guó)を訪問(wèn)する予定。米中関係はさらに改善される方向へと向かっている。こうした雰囲気は日本によって左右されるものではない。（翻訳?編集/KT）