2010年9月26日、米シンクタンクCNASの上席研究員、ロバート?カプラン氏は米紙ワシントン?ポストへの寄稿で、中國は米國に次ぐ世界第2位の海軍力を持つと指摘した。27日付で東方網(wǎng)が伝えた。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

地政學(xué)的な観點(diǎn)から見て過去10年間で最も大きな事件は中國の海軍力の臺頭だ。オバマ大統(tǒng)領(lǐng)も24日の南シナ海問題について話し合う會議で、同様の見解を示している。中國は最近、南シナ海で実弾演習(xí)を?qū)g施してこの海域の主権を主張し、周辺國家の強(qiáng)い反発を引き起こした。沖縄県の尖閣諸島沖で起きた中國漁船と海上保安庁の巡視船が衝突した事件は、日中の領(lǐng)有権をめぐる爭いが激しさを増していることを示している。

英國のような島國が大航海を行うのは至極當(dāng)然なことだろう。だが、中國のように非常に長く、そして紛爭の絶えない陸の國境線を持つ國にとって、海洋への進(jìn)出は容易なことではない。実際、中國が最後に遠(yuǎn)洋航海を行ったのは明代の武將、鄭和（てい?わ）の船団がアフリカまで到達(dá)した15世紀(jì)の初めである。

ところが中國は現(xiàn)在、米國に次ぐ世界第2の海軍力を保有している。中國海軍は英國海軍の2倍にあたる66隻の潛水艦を保有しており、2020年にはこれを米國と肩を並べる78隻にまで増やす計畫だ。だが、米國経済がこのまま衰退を続け、中國の軍事費(fèi)が毎年10％増というペースを保ち続ければ、両國のバランスに影響が出るのは必至だろう。（翻訳?編集/NN）