2010年9月27日、シンガポール華字紙?聯(lián)合早報は記事「中國の企業(yè)買収規(guī)模、初めて米國を上回る」を掲載した。

【その他の寫真】

英紙フィナンシャル?タイムズの報道によると、金融調(diào)査機(jī)関Dealogicの統(tǒng)計では今年中國の企業(yè)買収額は362億ドル（約3兆500億円）。米國の262億ドル（約2兆2100億円）を上回った。2003年以前には中國金融業(yè)界に企業(yè)買収が一切存在しなかったことを考えれば、驚異的な成長だ。

ただし中國の數(shù)値には株式新規(guī)公開（IPO）も含まれている。今年、世界のIPO総額のうち、約半數(shù)が中國のもの。特に中國農(nóng)業(yè)銀行は221億ドル（約1兆8600億円）を調(diào)達(dá)。これだけで362億ドル（約3兆500億円）の過半を占めている。今後、中國工商銀行、中國建設(shè)銀行、中國銀行など他の國有大型銀行も資金調(diào)達(dá)を計畫しており、その総額は3500億元（約4兆4100億円）に達(dá)する見通しだ。

世界のマーケットが苦境に立たされる中、これほど巨額な融資は時宜にかなわないかのようにも思えるが、問題はない。中國政府は豊富な資金を保有しており、各行の株式増発を支援している。農(nóng)業(yè)銀行のA株も40％は國有の「戦略」投資家に購入されたという。

銀行の資金調(diào)達(dá)は2006年にもピークを迎えている。中國工商銀行、中國建設(shè)銀行、中國銀行、中國交通銀行が相次いで上場した。投資會社ブラックストーンの世界コンサルティング業(yè)務(wù)主管であるJohn Studzinski氏は、「中國政府は銀行システムの資金充足率を厳格に管理し、高水準(zhǔn)に保っています。そのため今後も金融サービス企業(yè)による資本調(diào)達(dá)、再配置が続くでしょう」との見通しを示した。（翻訳?編集/KT）