2010年9月29日、金正日（キム?ジョンイル）総書(shū)記の三男、ジョンウン氏への「世襲」體制固めが本格化した北朝鮮について、中國(guó)人ブロガー、李開(kāi)盛（リー?カイション）氏は「その政治ゲームはいつまで続けられるのか」と冷ややかな見(jiàn)方をしている。ブログサイト?鳳凰博報(bào)で発表された。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫(xiě)真】

朝鮮労働黨代表者會(huì)がようやく28日に開(kāi)かれ、三男のジョンウン氏が黨中央軍事委員會(huì)副委員長(zhǎng)に選出された。これに先立ち、同氏には朝鮮人民軍「大將」の稱(chēng)號(hào)も與えられている。これで権力継承路線は明らかになった?！附鹜醭工?代世襲に向けての體制固めに乗り出したのである。

ところがおかしなことに、この「未來(lái)の指導(dǎo)者」の顔を誰(shuí)も知らない。彼を選出したとされる代表者會(huì)の出席者でさえ、本人に會(huì)ったことはないのではないか。これほど神秘のベールに包まれた人物が「選挙」で事実上のナンバー2の座を得るとは。これが「金王朝」の政治ゲームだ。選挙は単なる形式で、真の目的は「高揚(yáng)した雰囲気」と「神秘的なイメージ」。國(guó)民全體に新しい指導(dǎo)者に対して畏敬の念を抱かせることが狙いなのだ。

30歳にも満たないジョンウン氏がいきなり登場(chǎng)しても萬(wàn)民の支持は得られない。「黨の舌」である労働新聞があらん限りの言葉で神聖化し、國(guó)民の中に畏敬の念が根付くのを待ってからようやく同氏にスポットライトを當(dāng)てるという演出だ。その頃には國(guó)民は神の降臨だとありがたがり、命がけの忠誠(chéng)を誓うだろう。

これは政治ゲームにおける金総書(shū)記お得意の技だが、ジョンウン氏は上手く使いこなせるだろうか？金総書(shū)記が父親から権力を継承した當(dāng)時(shí)、北朝鮮は今とは比べ物にならないほどの勢(shì)力を保っていた。だからこそ、順調(diào)に権力が継承されたのである。だが、今の困窮した狀況では同じようにはいかない。金総書(shū)記に萬(wàn)一のことがあれば、ジョンウン氏の地位も安泰とはいかなくなるだろう。

現(xiàn)代の文明社會(huì)で世襲などもはや時(shí)代遅れ?！附鹜醭工母镩_(kāi)放に踏み切らないのも、一旦壁を取り払ってしまえば自分たちの「洗脳」が通じなくなるのを恐れているからだ。だが、このままでは國(guó)の経済は停滯したまま。ここが、この王朝が抱える矛盾と苦悩なのである。

「金王朝」の未來(lái)を決めるのは北朝鮮の國(guó)民だ。彼らがこのまま獨(dú)裁を続ければ國(guó)の情勢(shì)をますます悪化させ、國(guó)民の目を覚ますことになる。ごまかしがいつまでも通用するわけがない。1つの世代をごまかし切っただけで「奇跡」、2つの世代は「奇跡中の奇跡」だ。続くジョンウン氏が「奇跡中の奇跡中の奇跡」を起こす確率は、わずか100分の1だといえるだろう。（翻訳?編集/NN）