2010年10月4日、尖閣諸島沖での中國船衝突事件について、日本、中國、臺灣の民衆(zhòng)はどう思っているのだろうか？シンガポール華字紙?聯(lián)合早報は、「日中臺の民衆(zhòng)が議論する利害得失」と題した記事を掲載した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

尖閣諸島沖での爭いは日本、中國、臺灣の各當(dāng)局が高い関心を寄せる重要な政治問題となっている。さらに、同諸島が日米安全保障條約の適用対象となっていることから、米國もこの爭いに巻き込まれた形だ。

日中臺の民衆(zhòng)はいずれも尖閣諸島は自分たちの領(lǐng)土だと主張し、他者の主張に聞く耳を持たない狀態(tài)。そして、この問題の解決方法の1つに「武力行使」があることを知っている。すでに中國の一部民衆(zhòng)からは「國家主権を守り領(lǐng)土保全を堅持するため」、武力行使を肯定する意見も噴出しているが、日臺の民衆(zhòng)からも同様の意見が飛び出し、さらに各當(dāng)局がその意見に従うとしたら、日中臺に米國を交えた戦爭の勃発は避けられない。そうなれば、アジア全體ひいては世界全體の平和が壊されることになるだろう。

尖閣諸島の主権をめぐる爭いは數(shù)十年に及び、すでに何代もの當(dāng)局が先送りにしている。今回もその先送りが引き起こした負の遺産だといえるだろう。それでもまだこの問題を先送りにするのだろうか？話し合いすらしないのなら、「理」がある一方はそれを堂々と主張する権利も放棄することになる。

いずれにしろ、日米中臺ともに自らの主張だけが正しいとは思わないで欲しい。そして、主張すればするほど戦爭勃発のリスクが高まるということを忘れないでほしい。（翻訳?編集/NN）