2010年10月4日、揚(yáng)子晩報(bào)は、化學(xué)薬品で洗って作り上げたニセモノのブランド上海ガニが出回っていると報(bào)じた。中國(guó)では俗に「秋風(fēng)が吹くと、カニの足が太る」という。まさに旬を迎えた上海ガニだが、市場(chǎng)に出回っているものの多くはニセモノだという。以下はその抄訳。

【その他の寫(xiě)真】

上海ガニといえば、江蘇省蘇州市の陽(yáng)澄湖産が有名?！复箝l蟹」（上海ガニ）といえば、通常、陽(yáng)澄湖で採(cǎi)れたブランド品を指す。しかし供給に限りがあるため価格が高騰。実際にはなかなか手に入れることができない高嶺の花となっている。

しかし、種としては同じ上海ガニであっても、稲田ガニなどと呼ばれる別産地のカニは値段が圧倒的に安い。汚い河や湖でとれたため體が汚れていることが多いが、「カニ洗い粉」と呼ばれる化學(xué)薬品を使うことでピカピカになり、「大閘蟹」のニセモノに早変わりする。この「カニ洗い粉」は化學(xué)薬品のシュウ酸。ザリガニ洗い粉としても使用され、話題となった。

汚い河川、湖で育った稲田ガニは殘留農(nóng)薬などが懸念される。また「カニ洗い粉」を使うことでカニは弱ってしまうが、死亡すると腐敗する過(guò)程でヒスタミンが発生。食中毒を誘発する。ニセモノをつかまされないように注意する必要もあるが、ニセモノ防止マークまで大量に偽造されており、見(jiàn)分けることはきわめて困難だという。（翻訳?編集/KT）