2010年10月2日付の新華社通信（電子版）によると、中國(guó)は今年、宅配便の取扱量が1日平均1000萬(wàn)件を超えた。取扱量が1日平均1000萬(wàn)件を超えたのは米國(guó)（1日平均3000萬(wàn)件）、日本（同1300萬(wàn)件）に次いで世界で3番目だという。

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中國(guó)の宅配便は、06年の取扱量1日平均500萬(wàn)件から、今年は同1000萬(wàn)件と大幅に伸びている。中國(guó)國(guó)家郵政局の馬軍勝（マー?ジュンション）局長(zhǎng)は、「一般に、國(guó)家経済の発展速度が速いほど宅配便の取扱量の伸びも大きい」と話す。

馬局長(zhǎng)によると、宅配便の取扱高が國(guó)內(nèi)総生産（GDP）の0．2％以下の時(shí)期を「非規(guī)範(fàn)期間」、同0．2?0．5％の時(shí)期を「規(guī)範(fàn)の発展期」、同0．5?0．8％の時(shí)期を「安定的発展期」と呼ぶ。中國(guó)の現(xiàn)在の宅配便の取扱高はGDPの0．2％を超えた約600億元（約7500億円）で、まさに発展期に入った段階であるという。

また、宅配便の國(guó)民1人當(dāng)りの利用量に関しては、米國(guó)が毎年1人當(dāng)り25件であるのに対し、中國(guó)は同2件足らずで大きな差があり、今後増加する期待がもたれている。

しかし一方で、中國(guó)の宅配便業(yè)界は問(wèn)題も多い。1）サービス能力の不足により、社會(huì)ニーズに応えきれていない　2）その他のサービス業(yè)と比較するとサービスのレベルが劣る　3）消費(fèi)者からのクレームが多く、遅配に関するものが最も多い。4）犯罪に利用されるケースが多い　5）企業(yè)內(nèi)部でのトラブルが頻繁に発生し、それにより消費(fèi)者の権益が侵害されている、などが挙げられている。

馬局長(zhǎng)は「取扱量やサービス水準(zhǔn)など、いずれも昔とは比べものにならないほど発展している」と語(yǔ)り、現(xiàn)在の宅配便の取扱量の40％を占めるネットショッピング関連以外に、電子ビジネス分野でのさらなる発展に期待を寄せている。（翻訳?編集/HA）