留守番子供

中國青年報(bào)の報(bào)道によると、中國農(nóng)村部では現(xiàn)在、1000萬人以上の15歳以下の留守番子供が存在している。留守番子供とは両親が出稼ぎに家を出て、祖父母に面倒をみられている子供のこと。留守番子供は、親の教育の機(jī)會(huì)が與えられない、祖父母は子供と生活習(xí)慣も違い、非行に走っても面倒をみられないなど、中國では新しい大きな社會(huì)問題の一つとなっている。両親も子供を殘すのが本望ではないが、都市部では教育費(fèi)が賄えないので、仕方なく農(nóng)村部に子供を殘していくのが実情だ。

【その他の寫真】

現(xiàn)在、麗水地區(qū)遂昌王村口鎮(zhèn)中心小學(xué)校には285名の學(xué)生が在籍するが、その內(nèi)63名（全體の22パーセント）が留守番子供となっている。

留守番子供たちに見られる特徴として、他の生徒に比べて問題を起こしやすい傾向がある。この學(xué)校では、毎週擔(dān)任教師が留守番子供の家庭を訪問し、留守番子供の生活狀況を把握することに努めている。學(xué)校側(cè)は健康狀況、趣味、性格、成績、親の連絡(luò)先、生活狀況が載ったリストを作成し、何か問題が発生した際、すぐに両親に連絡(luò)が取れ、両親も子供の狀況を把握出來るよう対応している。