2010年10月8日、南シナ海の西沙（パラセル）諸島でベトナム漁船が中國(guó)當(dāng)局に拿捕され、ベトナム政府が中國(guó)側(cè)に無(wú)條件釈放を求めている。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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記事は複數(shù)のベトナムメディアの報(bào)道として、9月11日、西沙諸島沖で操業(yè)中のベトナム漁船1隻（乗組員9人）が中國(guó)當(dāng)局に拿捕されたと報(bào)じた。これを受け、ベトナム外務(wù)省領(lǐng)事局が同21日、在ベトナム中國(guó)大使館に即時(shí)に全員を無(wú)條件釈放するよう要求。これに対し、中國(guó)側(cè)は「漁船は爆薬を使って漁をしていた。罰金を支払えば釈放する」などと答えた。ベトナム外務(wù)省は「中國(guó)側(cè)が漁船を拿捕し、処罰する理由はない」と反発している。

また、ロイター通信が伝えたところによると、今回の事件はちょうど尖閣諸島沖での中國(guó)船衝突事件のすぐ後に起きており、ベトナム人の多くは中國(guó)漁船を拿捕した日本に激しく反発する中國(guó)の姿に高い関心を寄せている。ネット上では、ベトナム政府も中國(guó)が尖閣事件で見(jiàn)せたような強(qiáng)硬な態(tài)度をとるべきとの聲も多く挙がっている。

こうした問(wèn)題について、南京大學(xué)國(guó)際関係研究院の計(jì)秋楓（ジー?チウフォン）教授は、「釣魚島（尖閣諸島の中國(guó)名）での衝突事件、そして今回の事件のいずれも相手の挑発が引き起こしたもの。中國(guó)に領(lǐng)土問(wèn)題で妥協(xié)を迫っても譲歩するわけがない」と話している。（翻訳?編集/NN）