2010年10月13日、中國紙?第一財経日報は、中國の中央企業(yè)（國務(wù)院直屬の大型國有企業(yè)）による海外企業(yè)の合併?買収（M＆A）ブームが再び過熱していると報じた。

【その他の寫真】

中國海洋石油総公司（中海油、CNOOC）が米國第2の天然ガス生産會社チェサピーク?エナジーに計21億6000萬ドルを投資し、シェール資産の権益を取得すると発表したばかりだが、これに続き、中國の石油大手?中國化工集団（ケムチャイナ）も特許切れ農(nóng)薬の世界最大手、イスラエルのMakhteshim Agan Industriesの買収に乗り出した。親會社のKoor Industriesは12日、ケムチャイナがMakhteshim 社の株式70％を取得する方向で協(xié)議を進めていると聲明で発表している。

今年に入ってから、中國企業(yè)による海外企業(yè)のM＆Aが再びブームを起こしている。今年4月には中海油がアルゼンチンの石油大手、パンアメリカンの買収に意欲を見せ、5月には中國石油天然気集団公司（中石油）が10年間で計600億ドルを費やすという海外進出戦略を発表。中國石油化工集団公司（シノペック）も先月、世界資源大手スペイン?レプソル YPFのブラジル部門の株式40％を71億900萬ドルで取得することを明かした。

こうしたM＆Aブームは2008年と2009年にも起きているが、金融危機後は「底値買い」のチャンス到來とばかりにオーストラリアやカナダの資源関連企業(yè)を中心にその動きが加速した。世界4大會計事務(wù)所の1つ、デロイト?トウシュ?トーマツが先月発表したレポートによると、2009年第2四半期以降、中國企業(yè)による海外企業(yè)買収案件は毎期平均25件以上を維持。特に鉱業(yè)、石油?天然ガス、自動車の會社に人気が集中しているという。（翻訳?編集/NN）