2010年10月14日、四川省カンゼ?チベット族自治州當(dāng)局は今月8日に起きた亜硝酸塩中毒事件に関する記者會(huì)見(jiàn)を開(kāi)き、ホテルの調(diào)理人が亜硝酸塩を食塩のかわりに使用したとの調(diào)査報(bào)告を発表した。15日付で広州日?qǐng)?bào)が伝えた。

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8日、四川省カンゼ?チベット族自治州濾定県のホテルで食中毒が発生。宿泊客1人が死亡、42人が入院する騒ぎとなった。原因は食事に工業(yè)用の亜硝酸塩が使われていたことだった。濾定県の海螺溝は美しい氷河で知られる観光地。10月1日からの國(guó)慶節(jié)休暇を利用した旅行は、とんだ大慘事となってしまった。

捜査の結(jié)果、ホテルが今年2月、著色料、防腐剤として亜硝酸塩を購(gòu)入していたことが判明した。10月8日、朝食を作る調(diào)理人が間違えて亜硝酸塩を食塩として使用したことで今回の事件が起きたという。當(dāng)局によると、入院患者36人と死者の遺族との間では和解が成立、賠償金が支払われた。殘る6人の被害者（いずれも成都市から來(lái)た個(gè)人旅行客）とは賠償金額で合意できず、交渉が続いている。

発表では全ての責(zé)任は調(diào)理人のミスということで説明されたわけだが、なお疑問(wèn)が殘る。四川省疾病予防管理センターが発表した検査報(bào)告によると、調(diào)理場(chǎng)の化學(xué)調(diào)味料にも基準(zhǔn)値を大きく超える亜硝酸塩が含まれていた。なぜ化學(xué)調(diào)味料にまで亜硝酸塩が混入したかについては當(dāng)局は説明していない。（翻訳?編集/KT）