2010年10月13日、中國広播網(wǎng)によると、重慶市で自動車などによる騒音問題が深刻化している。

【その他の寫真】

重慶市環(huán)境保護局の張智奎（ジャン?ジークイ）報道官は12日、重慶市の騒音レベルについて、主要地區(qū)の37．54％が平均55デシベル以上の騒音に悩まされていると発表した。これは人口の43．38％にあたり、半數(shù)近くの住民が影響を受けていることになる。騒音の深刻な地區(qū)は主に市內の主要幹線道路、高速道路沿線に集中しており、特に夜間に騒音レベルが基準內に収まっている地域は約34％に過ぎない。

同市が06?09年の4年間で受けた騒音に関するクレームは2萬7000件以上で、環(huán)境問題に関するクレーム全體の80％以上を占めており、多くの市民が「安眠できない」「夜12時を過ぎてやっと靜かになる」などと訴えている。

こうした狀況に対し、同市は防音壁の設置を中心とした「安靜キャンペーン」を計畫。張報道官は「市民から騒音のクレームがあった場所で、騒音が確かに基準を超えており、防音壁の設置が美観や安全に影響を與えないと確認できた場合には、數(shù)量に制限を設けずすべての場所に防音壁を設置する方針」と説明し、防音対策に萬全を期すことを明らかにした。（翻訳?編集/HA）