2010年10月14日、中國(guó)?內(nèi)モンゴル自治區(qū)で、「鉄蹄馬」と呼ばれるモンゴル3大名馬の1種が、草原保護(hù)政策の影響で絶滅の危機(jī)に瀕している。外灘畫(huà)報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

「鉄蹄馬」の名は鉄のように硬い蹄を持つことに由來(lái)する。石の多い山道も苦にせず、チンギス?カンの軍でも専用馬として乗られていたと言われる。しかし、経済発展に伴い自動(dòng)車(chē)が増え、馬を利用するケースが少なくなるにつれ、鉄蹄馬の活躍する場(chǎng)も減り、飼育する農(nóng)家も減った。さらに、ここに來(lái)て現(xiàn)地政府が馬の飼育を制限する新政策を打ち出し、鉄蹄馬が絶滅の危機(jī)に瀕することになった。

政府はまず、放牧された馬が草原を荒らすことを防止するため、「農(nóng)家が馬を飼育する場(chǎng)合、年間を通じて囲いの中で飼うこと」を要求。続いて「飼育できる馬の頭數(shù)は1家に付き1頭のみで、かつ去勢(shì)した雄馬に限る」とした。これにより、農(nóng)家での繁殖が事実上不可能となってしまった。さらに、草原で放し飼いにした馬を発見(jiàn)した場(chǎng)合、飼主に対し1頭1回に付き罰金300元（約3600円）が科せられることになった。

こうした狀況に対し、一部の住民が私財(cái)を投じて鉄蹄馬の保護(hù)を進(jìn)め、賛同した企業(yè)などからの協(xié)賛、一般への募金呼びかけなどを計(jì)畫(huà)している。さらに、現(xiàn)地政府に対し、特殊政策の許可を再び働きかけ、鉄蹄馬の保護(hù)を進(jìn)めていく方針だという。（翻訳?編集/HA）