2010年10月17日、中國(guó)広播網(wǎng)は、高級(jí)マホガニー材が投機(jī)対象となり、驚くほどの価格で販売されるケースが増えていると報(bào)じた。

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庭石や玉に続き、高級(jí)木材も今や投機(jī)の対象になっている。山東省の一部マホガニー投資家は海外の原産地まで出向き、木材を買い付けている。賭けに成功すれば、その価値は數(shù)倍から數(shù)十倍にまで膨れあがる。

山東省青島市でマホガニー製家具店を営む王さんも投機(jī)家の一人。店內(nèi)には長(zhǎng)さ7メートル、幅1．7メートルもあるマホガニーの一枚板の機(jī)があった。この機(jī)の材料は王さんがアフリカの熱帯雨林を訪れて買い付けてきたものだという。

何本もの大木を見(jiàn)た末に選んだのがこの木。直徑2メートル近い大木はきわめて貴重だ。ただし木の中心が腐っている可能性もある。切ってみなければ、腐敗は分からないだけに買付はシビアなギャンブルとなる。

結(jié)局、王さんはこの賭けに勝った。中心部にはほとんど問(wèn)題がなく、15枚もの上質(zhì)の一枚板を切り出すことができた。そのうちの一枚を使って作った機(jī)、現(xiàn)在の市場(chǎng)価格ならば最低でも500萬(wàn)元（約6110萬(wàn)円）はするという。ただし、今後もマホガニー材の価格は右肩上がりと予想されるため、まだ値段をつけていない。

近年、マホガニー材の高騰に伴い、山東省の民間ホットマネーはこの分野の投資に流入している。その動(dòng)きは凄まじいばかり。アフリカの原木を買い付けてくるばかりか、ベトナムの民家まで購(gòu)入。分解してお目當(dāng)ての木材だけ持ってくるのだとか。

石と玉に続くマホガニー材投機(jī)。中國(guó)の投資家はもはやギャンブル気分で投資をしている。ハイリスクハイリターンの投資は成功すれば天國(guó)、負(fù)ければすべてを失うものとなる。投資家の一人、彭さんは素人は慎重になるべきと警告する。すでにニセモノのマホガニー材が出回るなど、混沌とした狀況にある。（翻訳?編集/KT）