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21日、英紙記者が中國は環(huán)境問題において転機を迎えていると指摘した。寫真はすでに絶滅した可能性が高いヨウスコウカワイルカ。
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2010年10月21日、英紙ガーディアン記者のジョナサン?ワッツ氏は、中國は環(huán)境問題においてすでに転機を迎えていると指摘した。黃河新聞網(wǎng)が伝えた。
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絶滅の可能性が指摘されているヨウスコウカワイルカ(揚子江生息の淡水イルカ)。ワッツ氏によると、その背景には環(huán)境汚染、魚の過度の捕獲、騒音汚染などがある。中國における種の絶滅速度は、世界平均より50%速いという。同氏は中國での7年間の取材生活をふりかえりつつ、中國の環(huán)境は「灰色」で形容するしかないほど汚染が進んでおり、すでに転機を迎えていると指摘した。
「あらゆる國が、発展のある段階で、(環(huán)境が)汚れることを経験する。(一時的な)環(huán)境汚染に耐えることはできる」とある人々は言うかもしれない、と同氏。貧しい発展初期には環(huán)境は良好で、経済成長で豊かになると環(huán)境は破壊される。たしかにこれが発展と汚染の方程式かもしれないが、中國の一部の都市ではすでに1人當たり平均所得が5000?8000ドルを超えており、環(huán)境改善のために投資する時期にきていると指摘した。
さらに、「中國は環(huán)境問題の責任を他國になすりつけることは難しくなってきている」とも指摘。産業(yè)革命以降200年あまりの間、環(huán)境問題というバトンは英國からヨーロッパ、ヨーロッパから米國、そして日本、臺灣を経て中國に渡されたが、中國がそれを譲ることのできる他の國家はもう存在しない。同氏は、中國の環(huán)境問題は人々の想像をはるかに超えているが、中國の環(huán)境問題に対する努力もまた同じだ、と中國の姿勢に一定の評価も與えた。(翻訳?編集/津野尾)
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