2010年10月22日、中國のコラムニスト?教育専門家、信力建（シン?リージエン）氏がブログに「現(xiàn)在の中國の亂れは日本留學(xué)組とソ連留學(xué)組が混ざったことが原因だ」と題した記事を掲載した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

1890年から1930年にかけ、日本に留學(xué)した中國人は10萬人を超える。うち10％が帰國し、清末立憲運(yùn)動(dòng)、辛亥革命、五四運(yùn)動(dòng)、マルクス主義の普及に大きな役割を果たした。留日學(xué)生には大作家の魯迅を始め、さまざまな分野の人材があり、後の中國を支える基盤となった。

一方、ソ連成立後、モスクワに東方勤労者共産大學(xué)が開校され、中國を始めとするアジアの革命青年たちを受け入れた。トウ小平や劉少奇など後に共産黨を支える政治家を輩出している。しかし、ソ連に留學(xué)した學(xué)生たちは単に権力爭いの手法しか學(xué)ばなかった。

「ロシア?十月革命の銃聲は中國にマルクス主義を送り込んだ」と言われるが、ならば日本は靜かに「立憲民主主義」を教えてくれていたと言えるだろう。

しかし私たち中國人は隣國日本の教えを受け止める機(jī)會を逃し、過激な暴力革命へと進(jìn)んでいく。そして、民主主義も伝統(tǒng)も失った奇形社會を作り上げてしまった。（翻訳?編集/KT）

●信力建（シン?リージエン）

中國の教育家。信孚教育集団理事長。広東省広州市生まれ。中山大學(xué)中國文學(xué)部卒。工場?銀行?政府機(jī)関などで働いた後、英國へ留學(xué)。軍人?農(nóng)民?労働者など30以上の職に就いた経歴を持つ。2006年までに幼稚園や小中學(xué)校など20校を建設(shè)、學(xué)生數(shù)は1萬人を超える。

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。