2010年10月29日、シルクロードの途中に位置し、漢（25?220年）の時(shí)代にはその西岸に都市國(guó)家?桜蘭が栄えた塩湖?ロプノール（ロプ湖）。新疆ウイグル自治區(qū)に存在する同湖は、砂漠化や同湖に流れ込んでいた河川の水流の変化、上流でのダム建設(shè)などにより現(xiàn)在は干上がってしまった。その周辺地域の環(huán)境悪化はいまだに続いているという。亜心網(wǎng)が伝えた。

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中國(guó)科學(xué)院ロプノール調(diào)査隊(duì)と南京大學(xué)の王富葆（ワン?フーバオ）地理學(xué)教授がこのほど、ロプノール周辺の調(diào)査を行った。

研究者によると、同湖の西岸が最も繁栄したのは今から350?1150年前。特に700?900年前は気溫が比較的高く、降水量も多く湖水が淡水化したため、水生生物が大量に繁殖し、岸辺を覆う植物も増えた。しかしそれ以降、砂漠化が始まり、同湖に流入する河川の水量の変化、1958年に建設(shè)されたダムの影響などで、1962年には同湖は完全に干上がり現(xiàn)在の姿となったという。

調(diào)査を行った同調(diào)査隊(duì)は、「同地區(qū)の環(huán)境は今でも悪化し続けている」と指摘する。1980年にも調(diào)査に參加したという夏訓(xùn)誠(chéng)（シア?シュンチョン）隊(duì)長(zhǎng)は、「砂漠は當(dāng)時(shí)よりもさらに北へ100m拡大している」と語り、「90年に建設(shè)した水路はすでに埋もれ、04年に地上に施設(shè)した鉄條網(wǎng)も深さ1?3mの砂に埋まってしまっている」と証言した。

同地區(qū)の気候と環(huán)境の変化についての原因調(diào)査の意義について夏氏は、「環(huán)境改善のために科學(xué)的な根拠を提供できるだけでなく、中國(guó)西部の干ばつ地域の気候変化の規(guī)則性について、一定の解明が期待できる」と指摘した。（翻訳?編集/HA）