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10月31日、日中教育比較研究の専門家、王智新教授が「教科書の中の釣魚島」と題した記事を中國のブログサイトに掲載した。寫真は北京のコレクターが所有する尖閣諸島が日本領(lǐng)になっていない地図。第2次大戦後、日本が出版したものだとされている。
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2010年10月31日、日中教育比較研究の専門家、王智新(ワン?ジーシン)教授が「教科書の中の釣魚島」と題した記事を中國のブログサイト?鳳凰博報(bào)に掲載した。以下はその內(nèi)容。
【その他の寫真】
尖閣諸島に関する日本の教科書の記述には「沖縄県の尖閣諸島」のみや、色分けで日本の領(lǐng)土であることを示すにとどまるケースが多い。高木義明文部科學(xué)相は29日午前に開かれた衆(zhòng)院文部科學(xué)委員會(huì)で、自民黨の下村博文議員による「我が國の固有の領(lǐng)土という記述が入っていない」との批判に対し、「教科書に明確に書くべきという意見をしっかりと受け止め、反映していきたい」と述べた。教科書検定などを通じて明確化を進(jìn)めるという。
記述に関する議論は出ているが、日本の子供は小學(xué)校や中學(xué)校で日本の領(lǐng)土について學(xué)ぶ際、「尖閣諸島」が日本領(lǐng)であることをはっきりと説明され、排他的経済水域についても教わっている。ロシアとの北方領(lǐng)土問題や韓國との竹島(韓國名:獨(dú)島)問題も同様だ。こうした教え方は70年代からすでに始まっているため、日本人なら誰でも「尖閣諸島は日本の領(lǐng)土」という認(rèn)識(shí)を持っている。今回、下村議員が強(qiáng)調(diào)したのは「日本の領(lǐng)土」という記述の真ん中に「固有」という2文字を入れるべきだというものだ。
では、中國の教科書はどうだろうか?9年間の義務(wù)教育で尖閣諸島について觸れるのは、中學(xué)2年生の地理の「祖國の神聖な領(lǐng)土―臺(tái)灣省」の章が最初となる。しかも、メインは臺(tái)灣の紹介で「臺(tái)灣省は臺(tái)灣島、澎湖列島、緑島、蘭嶼、彭佳嶼、釣魚島、赤尾嶼などの島しょおよびその付近の海域からなり…」という記述の中で「釣魚島」(尖閣諸島の中國名)の名前がついでのように出てくるのみ。領(lǐng)土問題などに関する説明は全くない。
それが出てくるのは、高校の地理の必修教科書。そこでようやく「釣魚列島(尖閣諸島)は昔から臺(tái)灣省に屬するが、現(xiàn)在は一部の日本人が勝手に建物を建てた」との記述が出てくる。地理の選択科目ではさらに詳しく「明代初期から中國領(lǐng)土である」と教える教科書もあるが、それを使うのは一部の文系の學(xué)生というごく限られた範(fàn)囲となる。
ネットで調(diào)べたところ、地理の教科書は中國外交部が審査を行っていることが分かった。ある教科書の執(zhí)筆に攜わった人によると、尖閣諸島に関する記述はもともと大きく2ページを割き、日本の立場についても紹介したものだった。ところが、外交部がそれをバッサリと切り捨て、上述の內(nèi)容にとどまったという経緯があるという。
外交部が教科書の審査という重責(zé)を負(fù)っているとは知らなかった。道理で彼らが本業(yè)の研さんに勵(lì)む余裕がないはずである。(翻訳?編集/NN)
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