2010年11月1日、雲(yún)南省の夕刊紙?春城晩報(bào)は、姚文[日軍]（ヤオ?ウェンホイ）主席解説員による記事「なぜ半數(shù)の人が國勢(shì)調(diào)査に協(xié)力したがらないのか」を中國のブログサイト?新浪博客に掲載した。以下はその內(nèi)容。

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中國では今月1日から10日間の日程で第6回國勢(shì)調(diào)査が始まった。だが、10月31日付春城晩報(bào)は、同省昆明市內(nèi)で調(diào)査が難航している様子を伝えている?！缸∷欢ㄕ摺工螖?shù)を調(diào)査しようとしても、路上生活者に近づくだけで逃げられてしまう。彼らは國勢(shì)調(diào)査員を“泣く子も黙る”と悪名高い「城管」（都市管理職員）だと勘違いしている様子。お役人の姿を見かけたらとにかく逃げる、が習(xí)慣になっているようだ。

調(diào)査が難航する理由はこうした「流動(dòng)人口」のせいだけではない。都市部では調(diào)査員を門前払いにするケースが多発しているという。事前調(diào)査の段階から住民のあまりの非協(xié)力ぶりに嫌気がさし、調(diào)査員を止める人も続出している。中國新聞網(wǎng)が実施した世論調(diào)査によると、國勢(shì)調(diào)査に「協(xié)力する」と答えた人は50％未満。半數(shù)以上が「協(xié)力しない」「狀況による」と答えた。

なぜこれほど多くの國民が「協(xié)力したくない」のか？そこには2つの理由があると筆者は考える。まず第1に「個(gè)人情報(bào)の漏えい」が心配であること。中國では銀行口座や攜帯電話番號(hào)など様々な個(gè)人情報(bào)が盜まれる事件が多発しており、中にはネット上で盜んだ情報(bào)を売り出している輩もいるが、厳しく罰せられたという話は聞いたことがない。

そして、第2は「昔の罪を蒸し返されたくない」こと。中には一人っ子政策違反や人には言えない仕事など「ワケあり」な人も多いだろう。これらが白日の下に曬されてはたまったものではない。実際に8月の事前調(diào)査で、他人になりすまして大學(xué)合格を勝ち取り、北京戸籍を手に入れ、國家?guī)植郡摔蓼扦胜盲皮い郡长趣k覚した人がマスコミの餌食になっている。

悪事を行ったことは事実でも、そのリーク元が國勢(shì)調(diào)査というのはあってはならないこと。當(dāng)局は6月に「秘密厳守」を盛り込んだ「全國人口普査（國勢(shì)調(diào)査）條例」を公布しているが、これでは誰が信じるというのか。國勢(shì)調(diào)査に「人口を數(shù)える」以上の機(jī)能が備わっているようでは、いつまで経っても実際の人口を把握することはできないだろう。（翻訳?編集/NN）