2010年11月2日、中國(guó)共産黨機(jī)関紙?人民日?qǐng)?bào)系の國(guó)際情報(bào)紙「環(huán)球時(shí)報(bào)」（電子版）は、日本が中國(guó)との尖閣問(wèn)題に続き、ロシアとも北方領(lǐng)土問(wèn)題で仲たがいを始めたことに、日本と「竹島」（韓國(guó)名：獨(dú)島）の領(lǐng)有権を爭(zhēng)っている韓國(guó)が大きな関心を寄せていると報(bào)じた。

【その他の寫(xiě)真】

記事によると、韓國(guó)紙?朝鮮日?qǐng)?bào)の記事「日本にもついに敵対相手が出現(xiàn)」が韓國(guó)ネットユーザーから大きな注目を浴びている。日本は北方領(lǐng)土問(wèn)題で「積極的なでっち上げ」を行い、ロシアが実効支配している地域を「領(lǐng)土紛爭(zhēng)地域」だと騒ぐ一方で、尖閣問(wèn)題は「靜かに」進(jìn)め、自らの支配をゆっくりと既成事実化する狙いだというものだ。

記事は、「北方領(lǐng)土の日」を定めたのは日本政府だが、「竹島の日」の日を定めたのは一地方自治體に過(guò)ぎない、両者の扱いには歴然とした違いがあると指摘し、日本政府の北方領(lǐng)土問(wèn)題に対する熱の入れようを強(qiáng)調(diào)した。

記事はまた、日本は周辺數(shù)カ國(guó)と領(lǐng)土問(wèn)題を抱えているが、これは日本が強(qiáng)勢(shì)を誇っていた時(shí)代、他國(guó)の意志を無(wú)視して領(lǐng)土を奪い取ったことによるものだと指摘。日本が沒(méi)落に向かい始めた今、それらの國(guó)はあらゆる手段を講じて領(lǐng)土を奪い返そうとしている、との見(jiàn)方を示した。ロシアも、帝政ロシア時(shí)代に日本に奪われた北方領(lǐng)土を第2次大戦で勝利したソ連が奪い返したと主張している。

記事は、尖閣問(wèn)題、北方領(lǐng)土問(wèn)題、そして竹島問(wèn)題を同一視することはできないとしながらも、その「共通點(diǎn)」に著目。それは「日本が歴史問(wèn)題を故意に避けていること」だとした?！溉毡兢悉悉胜橹袊?guó)の反日感情の根源を直視していないが、韓國(guó)との竹島問(wèn)題についても同じことがいえる」としている。

記事は最後に、最近立て続けに発生した日中、日ロのいざこざから、中國(guó)とロシアはもはや以前のように國(guó)民の衣食問(wèn)題で精いっぱいだった「かつての大國(guó)」ではなくなったことが分かる、と指摘。日本が引き続き歴史問(wèn)題から目をそむけるのであれば、日本が直面する試練はどんどん増えることになり、北東アジア情勢(shì)はさらに緊迫化する、と強(qiáng)調(diào)した。（翻訳?編集/NN）