Record China 2010年11月8日(月) 13時13分
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6日、中國の甘粛省金昌市永昌県者來寨(しゃらいさい)村の村民が2000年前のローマ帝國軍の末裔ではないかとされるいわゆる「落武者伝説」について、學(xué)術(shù)的に研究する機関が地元の蘭州大學(xué)に発足した。寫真は甘粛省の少數(shù)民族、ユグル(裕固)族。
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2010年11月6日、中國の甘粛省金昌市永昌県者來寨(しゃらいさい)村の村民が2000年前のローマ帝國軍の末裔ではないかとされるいわゆる「落武者伝説」について、學(xué)術(shù)的に研究する機関が地元の蘭州大學(xué)に設(shè)置された。7日付で蘭州晨報が伝えた。
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「伝説」が注目されるようになったのは2006年10月、2000年前に失蹤したローマ帝國軍の末裔がこの地に暮らしていると報道されたのがきっかけ。ローマ軍が紀(jì)元前53年にパルティア軍と激しくぶつかったカルラエの戦いの最中に失蹤した第一軍隊が東方へ移動する際に匈奴に捕まり、その後、前漢軍の捕虜になって「驪[革干](れいけん)城」に定住したという説が発表された?!阁P[革干]」とは古代中國人がローマ人を指して呼んだ言葉。
「驪[革干]城」の存在は中國後漢(25年―220年)朝に書かれた歴史書「後漢書」にも記載されており、それがこの者來寨にあったのではないかと推斷されている。村民には西洋人のように背が高く、彫が深い顔立ち、青い目といった特徴が見受けられるほか、正月には小麥粉で「牛の鼻」と呼ばれるパンを作って供えたり、牛を放牧する際に好んで牛同士の角を突き合わせたりする風(fēng)習(xí)なども古代ローマの闘牛を思い起こさせる。
こうした「伝説」を?qū)W術(shù)的に検証?研究しようと「蘭州大學(xué)イタリア文學(xué)研究センター」が発足した。発足式にはRiccardo Sessa駐中國イタリア大使も出席、「これをきっかけにイタリアと中國の文化交流が促進されることを期待する」と挨拶した。(翻訳?編集/NN)
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