2010年11月7日、米紙ワシントン?ポストは、この1年間で米中関係が大きく悪化したと指摘した。9日付で環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

1年前、オバマ米大統(tǒng)領(lǐng)は、大統(tǒng)領(lǐng)就任後初めてアジアを正式訪問(wèn)した際に「米中は地球溫暖化問(wèn)題や核拡散防止、世界経済など世界の責(zé)任を共同で擔(dān)うパートナーである」と評(píng)した。しかし1年後、オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は明らかに中國(guó)を避けてアジアを訪問(wèn)中であり、「パートナー」や「共同責(zé)任」の言葉は、両國(guó)にとってすでに「相互不信」や「失望」に取って替わられてしまっている。

オバマ大統(tǒng)領(lǐng)はこの1年間に、ダライ?ラマと會(huì)見(jiàn)したり、臺(tái)灣への武器売卻計(jì)畫(huà)を発表するなど、中國(guó)指導(dǎo)者の怒りを買(mǎi)った。同時(shí)に米國(guó)は、北朝鮮が3月に韓國(guó)海軍の哨戒艦を撃沈した事件で、中國(guó)に北朝鮮への圧力を期待したが徒労に終わり、尖閣諸島事件では中國(guó)の強(qiáng)硬な態(tài)度に懸念を感じざるを得なかった。このほかにも両國(guó)間には、タイヤや自動(dòng)車(chē)部品、鶏肉などの貿(mào)易問(wèn)題、人民元の為替レート問(wèn)題など、様々な衝突が存在している。ある専門(mén)家は「雙方の高すぎる期待と低調(diào)な現(xiàn)実が交錯(cuò)した1年となった」と評(píng)し、「現(xiàn)在の米中関係はここ數(shù)年で最も低調(diào)なレベルに達(dá)している」と指摘する。

中國(guó)人民大學(xué)米國(guó)研究センターの時(shí)殷宏（シー?インホン）主任は「オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は就任時(shí)、世界の中で中國(guó)をより重視すると約束したが、中國(guó)政府はオバマ大統(tǒng)領(lǐng)が中國(guó)から得ようとするものが多すぎることに気づいた」と話す。

また、中國(guó)現(xiàn)代國(guó)際関係研究所米國(guó)研究所の袁鵬則（ユエン?ポンザー）所長(zhǎng)は「中國(guó)はオバマ政府に失望した。オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は変化をもたらす大統(tǒng)領(lǐng)で、大國(guó)同士のパートナー関係に新たな発想を持っていると期待したが、本質(zhì)的には以前の大統(tǒng)領(lǐng)と変わりはない」と分析している。（翻訳?編集/HA）