2010年11月11日、中國統(tǒng)計(jì)局が発表した中國不動(dòng)産価格の統(tǒng)計(jì)によると、10月は大中70都市で前年同月比、前月比ともに上昇幅が縮小、北京市、上海市、広州市、杭州市など前年同月比で下落した都市もあった。政府の不動(dòng)産価格抑制政策が功を奏したとみられるが、「環(huán)首都経済圏」構(gòu)想が進(jìn)展する河北省の不動(dòng)産価格は上昇を続けている。12日付で中國新聞社が伝えた。

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同統(tǒng)計(jì)によると、河北省における今年1?10月の新規(guī)販売面積と新規(guī)販売額は前年同期比でそれぞれ66．6％増と78．9％増を記録、全國平均のそれぞれ9．1％と17．3％を大きく上回った。河北省の省都?石家莊市では、今年3月から8カ月連続で上昇を維持している。

河北省の不動(dòng)産が上昇を続ける背景には、北京市と河北省が共同で進(jìn)める「環(huán)首都経済圏」構(gòu)想がある。2?3年以內(nèi)に北京市と隣接する河北省の都市との単一都市圏化実現(xiàn)を目指すとし、すでに今年末に河北省の13市?県の市外局番を北京市と同じ「010」に統(tǒng)一することで北京市と河北省が同意している。

北京市政府研究室の史利國（シー?リーグオ）副主任は、北京市が現(xiàn)在作成中の「十二五（第12次5カ年計(jì)畫、2011?2015年）」の中で「首都圏の建設(shè)」に重要な位置づけを與え、北京市の都市鉄道を河北省方面へ合計(jì)1100キロメートル延長する計(jì)畫を盛り込んでおり、すでに國務(wù)院（中央政府）に報(bào)告済みであることを明らかにした。交通と電話番號による首都圏化によって、河北省の不動(dòng)産高騰が必ず問題化する、との指摘も出ている。（翻訳?編集/HA）