中國海軍に周辺國が警戒、経済恩恵を失いたくないジレンマも―英紙

Record China    2010年11月16日(火) 11時(shí)45分

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10日、英紙は、中國海軍による南シナ海での行動(dòng)が周辺各國の警戒心を強(qiáng)めているが、米國による牽制を願(yuàn)う反面、中國のもたらす経済的メリットを失いたくないというジレンマに陥っていると報(bào)じた。寫真は南シナ海を航行する中國海軍の艦艇。

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2010年11月10日、英紙フィナンシャル?タイムズは、中國人民解放軍海軍による南シナ海での行動(dòng)が波紋を呼んでおり、周辺各國は警戒心を強(qiáng)め、米國による牽制を願(yuàn)う反面、中國のもたらす経済的メリットを失いたくないというジレンマに陥っていると報(bào)じた。14日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。以下はその內(nèi)容。

その他の寫真

最近數(shù)カ月間でアジアは外交の地雷地區(qū)になってしまった感がある。中國の影響力と権力の拡大は、未解決の領(lǐng)土問題の勃発、軍事衝突、米中間の対抗意識(shí)のし烈化などを発生させる可能性さえある。

アジア通貨危機(jī)以降の10年間、中國は「ウィンウィン」「平和的臺(tái)頭」をスローガンに、近隣各國と平和な関係を保ち、威嚇を表に出さない友好的なイメージ作りに努力してきた。しかし09年以降に発生した數(shù)々の事象は、中國が今後再びアジアで穏和路線を維持しないことを表している。特に南シナ海においては、海軍への大規(guī)模な資金投入の後、中國の海外利益や海上貿(mào)易の保護(hù)へと任務(wù)を拡大し、近隣諸國の不安と緊張を高めた。

米國の中國問題専門家は「軍事力の拡充は中國の外交上の戦略の一部。中國は外交問題において傍観者になるつもりはなく、自らの計(jì)畫によって問題の行方に影響を與えたいと考えている」とし、「指導(dǎo)者層はゲームのルールを改めて決めたいとの強(qiáng)烈な願(yuàn)望を持っている」と指摘する。

中國のこうした行動(dòng)は、米國に対し、新たにアジア外交に介入する機(jī)會(huì)を與えた。事実、オバマ大統(tǒng)領(lǐng)とクリントン國務(wù)長官の今回のアジア歴訪は、アジア各國に対する強(qiáng)烈なメッセージになっている。

アジアの多くの國は、中國の最近の獨(dú)斷的な行動(dòng)に不安を持っているものの、一方で米國の過度の関與により中國がさらに強(qiáng)硬になることにも恐れを抱いている。米國のアジア地區(qū)への介入は中國に対する一種の対抗力にはなるが、アジア各國にとっては微妙なものがある。米國の軍事力によって中國を牽制したいものの、中國経済による巨大な恩恵も放棄したくないのだ。(翻訳?編集/HA)

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