2010年11月9日、中國(guó)の2010年第3四半期までの広告市場(chǎng)投入額の統(tǒng)計(jì)結(jié)果が市場(chǎng)調(diào)査大手のCTR市場(chǎng)研究によって発表された。全メディアの広告投入総額(公表価格ベース)は4302億元(約5兆3896億円)で、前年同期比14％増。上半期より大きく成長(zhǎng)は減速したが、それでも総額としては歴史上まれに見る高額となった。中國(guó)の大手調(diào)査會(huì)社?CTR市場(chǎng)研究の特別提供記事。

【その他の寫真】

■媒體別統(tǒng)計(jì)

テレビ―3311億3200萬(wàn)元/昨年同期比+12％増/市場(chǎng)シェア77％

ラジオ―105億1800萬(wàn)元/+33％/2％

新聞―570億8700萬(wàn)元/+19％/ 13％

雑誌―109億7100萬(wàn)元/+19％/ 3％

屋外広告―204億6600萬(wàn)元/+19％/ 5％

市場(chǎng)シェア77％と圧倒的なテレビ媒體は今季までに12％成長(zhǎng)。改編、統(tǒng)合など構(gòu)造調(diào)整が年內(nèi)は顕著となりそうだ。伸び率でトップに立ったのがラジオ媒體。33％という伸び率は、ラジオが國(guó)家によるマクロ政策の恩恵を最も受けていることに起因する。新聞?雑誌媒體の19％の伸びは、広告面の増加によるもの。屋外広告については広州アジア大會(huì)(2010年アジア競(jìng)技大會(huì))の影響もあって縮小の傾向が見られた。

■業(yè)界別統(tǒng)計(jì)

コスメ?バストイレタリー―671億1400億元/昨年同期比+24％

ビジネス?サービス―559億9100萬(wàn)元/+10％

飲料―514億3700萬(wàn)元/+22％

食品―423億元/?0．8％

薬品―366億6000萬(wàn)元/+2％

食品業(yè)界は、健康食品が主にテレビ広告で急激に縮小傾向に入ったため、上位5位の成長(zhǎng)幅で最少。常に上位に食い込んでいた不動(dòng)産業(yè)界は、國(guó)家の市場(chǎng)抑止政策により特に新聞での広告が減少した。また、上位5位には入っていないが、成長(zhǎng)幅では家電業(yè)界、インテリア業(yè)界がワンツーフィニッシュを飾った。

■企業(yè)別統(tǒng)計(jì)

P＆G (洗剤?ヘアケア製品?化粧品など家庭用品)―250億2200萬(wàn)元/市場(chǎng)シェア5．8％

ロレアル(化粧品)―90億6000萬(wàn)元/2．1％

ユニリーバ(食品?洗剤?ヘアケア製品?トイレタリーなど家庭用品) ―83億300萬(wàn)元/1．9％

ヤム?ブランズ(フードチェーン) ―67億8100萬(wàn)元/1．6％

コカコーラ(飲料) ―65億4400萬(wàn)元/1．5％

ワハハ(飲料)―47億7300萬(wàn)元/1．1％

ティンシン(頂新)(食品)―45億2100萬(wàn)元/1．1％

伊利(イーリー)(乳製品)―41億900萬(wàn)元/1．0％

チャイナモバイルテレコム(通信)―40億1100萬(wàn)元/0．9％

ペプシコーラ(飲料) ―37億8000萬(wàn)元/0．9％

日用消費(fèi)財(cái)(FMCG)の伸びが目立った。首位のP＆Gが突出。國(guó)営テレビ局?中央電視臺(tái)(CCTV)へ大々的に広告を打ち、2位以下を大きく引き離している。 (翻訳?編集/愛玉)

■CTR市場(chǎng)研究

本社を北京に置く中國(guó)の大手調(diào)査會(huì)社。國(guó)內(nèi)最大の調(diào)査網(wǎng)を持ち、市場(chǎng)調(diào)査と分析、コンサルティングを業(yè)務(wù)とする。消費(fèi)者指數(shù)、消費(fèi)動(dòng)向、メディア戦略、醫(yī)療、自動(dòng)車、金融、電子通信機(jī)器などの幅広い分野で展開する。