2010年11月15日、米?CNNの開設(shè)するニュースサイトは「中國は次のブランド大國になるか？」と題する記事を掲載した。アメリカと中國の間には元の切り上げ問題をはじめとして貿(mào)易摩擦が橫たわるが、「中國の消費(fèi)者は今後、より多くのものを買うはずだ」という認(rèn)識(shí)はともにしている。しかし、両國の関心は「中國人の消費(fèi)者が何を買うか？」という問題にあるようだ。中國?環(huán)球網(wǎng)が16日付でこれを國內(nèi)に伝えた。

【その他の寫真】

「中國の消費(fèi)者が不景気に揺れる世界経済を救う」という考え方が浸透してからしばらく経つ。しかし、この考え方は誤った仮説にすぎない。この見解は、中國が製造業(yè)大國としての地位だけを望んでいるという仮説に基づいているが、実際、中國の野心はこれだけではない。

中國は現(xiàn)在、ポスト工業(yè)化時(shí)代の歐米が採用した戦略と同じ方法、つまり、自國ブランドの所有権や管理権を格上げすることで価値の創(chuàng)造をめざす。言い換えれば、サービス産業(yè)中心の非製造業(yè)型の経済をめざす戦略をとりはじめている。そのため、政府は現(xiàn)在、國內(nèi)及び國際社會(huì)で戦いうるブランドの育成に力を入れ始めた。

中國政府は、先進(jìn)的な化學(xué)製品を含む消費(fèi)財(cái)やサービス業(yè)の領(lǐng)域で競(jìng)爭(zhēng)力を有するブランドの成長(zhǎng)を支持している。サービス業(yè)では、飲食業(yè)やホテル業(yè)での獨(dú)自ブランド育成に積極的だ。中國ブランドが21世紀(jì)を主導(dǎo)するかどうかはなお不明だが、中國ブランドがまずは自國を牽引し、その後、世界を?qū)Г长趣蚰繕?biāo)としていることは明らかだ。

中國ブランド製品の現(xiàn)在に関しては様々な見解があるが、2100年頃には、世界の消費(fèi)者にとって、中國オリジナルブランドが消費(fèi)対象となることは想像に難しくない。コカ?コーラやグーグル、トヨタなどと同様な地位を占めることも考えられる。（翻訳?編集/小坂）