2010年11月23日、インド英字紙ザ?ヒンドゥの報道として環(huán)球網(wǎng)が伝えたところによると、中國政府高官はこのほど、中國はミャンマー、カンボジア、タイ、ラオスなど東南アジア各國との鉄道路線連結(jié)計畫を今後數(shù)カ月以內(nèi)にまとめることを明らかにした。近隣諸國との関係強(qiáng)化とともに、両者間に生じている貿(mào)易不均衡による不満解消を図ることに中國政府の狙いなどがあるとみられている。

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記事によると、中國政府は2カ月以內(nèi)に雲(yún)南省とミャンマーを結(jié)ぶ鉄道路線に著手する。最も早ければ2020年までに東南アジア諸國との鉄道ネットワークを完成させる予定だという。

インドの専門家は「中國政府は東南アジア各國のインフラ施設(shè)に対する投資を増加させ、各國に対する影響力を高めようとしている。同時にこれらの投資によって、日々増加する中國経済の影響力に対する各國の不安を和らげようとしている」と分析する。

中國とASEAN（東南アジア諸國連合）との09年の貿(mào)易額は、ASEAN側(cè)が216億ドルの赤字となっており、中國の商品がASEAN市場に大きく流入していることを示している。また、今年1月1日から始動したCAFTA（中國ASEAN自由貿(mào)易協(xié)定）によって、両者の関係はさらに密接になり、中國経済の影響力の増大が確実視されている。

中國政府は各國の不満と不安解消のため、ASEAN各國へのインフラ投資を増加させており、鉄道ネットワークの建設(shè)もその一部であるとみられている。さらに、中國政府は150億ドルを提供して各國のインフラ施設(shè)建設(shè)に協(xié)力する計畫も表明している。（翻訳?編集/HA）