2010年11月24日、北朝鮮が韓國(guó)?延坪島を砲撃したのは、実は後継體制作りへの協(xié)力と引き換えに経済改革を迫る中國(guó)を意識(shí)したものだったと、英フィナンシャル?タイムズの中國(guó)語(yǔ)版ウェブサイトが論じた。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫(xiě)真】

今回の北朝鮮による韓國(guó)への砲撃は一見(jiàn)すると韓國(guó)の李明博政権と「米帝國(guó)主義」に向けたものだと思われがちだが、目を凝らして良く見(jiàn)ると金正日親子の意図は別にあることが分かる。これは中國(guó)に向けたパフォーマンスだ。簡(jiǎn)単に言えば、北朝鮮は先日、三男正恩氏を後継者として正式にお披露目したが、中國(guó)はその際、後継體制作りへの協(xié)力の見(jiàn)返りに経済改革の推進(jìn)を絶対條件に掲げた。北朝鮮はこの圧力をはねのけようとしたのだ。

金親子にとって中國(guó)式の改革を進(jìn)めるということは、経済面で何かと中國(guó)の制約を受けるという望ましくない結(jié)果を迎えることになる。最?lèi)櫎鲜酪u統(tǒng)治そのものが崩壊する恐れも否定できない。それでも、もし北朝鮮が中國(guó)にならい経済成長(zhǎng)を図りたいと考えているのなら、當(dāng)時(shí)の中國(guó)のようにひたすら腰を低くする「韜晦（とうかい）外交」に出るはずだ。全く反対の態(tài)度に出たということは、中國(guó)モデルを踏襲する気がないことを示している。

それからもう一つ、內(nèi)部で進(jìn)められている粛清をカモフラージュするためだったとも見(jiàn)られている。金総書(shū)記が30歳にも満たない正恩氏の後継體制を確立するには殘酷な粛清が必要だが、親中派が主な標(biāo)的になるのは必至だ。金親子にとって北朝鮮內(nèi)部の親中派は體制を脅かす厄介なトゲ。これを取り除く過(guò)程でわざと「戦爭(zhēng)の危機(jī)」を作り出し、中國(guó)の視線をそらしたのではないか。中國(guó)を怒らせれば経済支援が受けられなくなるからだ。

中國(guó)は盲目的に北朝鮮を支援すべきではない。內(nèi)部のパイプを通じて金親子に圧力をかけ、中國(guó)が“バカ”ではないことを知らしめるべきだ。また、米國(guó)に対しても対北問(wèn)題での協(xié)力を通じて、アジア問(wèn)題では中國(guó)の影響力が日本より大きいことを分からせる必要がある。そして、日米共通戦略目標(biāo)の「中國(guó)敵視」を改めさせなければならない。（翻訳?編集/NN）