2010年12月14日、中國経済週刊は、中國企業(yè)の貿(mào)易にかかわる損失額が毎年1兆元（約12兆5000億元）を超えていると指摘した。証明書やラベルの不備による稅関での足止め、在庫過剰、キャンセルなどが発生する確率が、諸外國の20倍にもなるという。

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記事によると、ある照明器具メーカーは、本來利益10萬ドル分の商品を輸出したが、ケースにつけた國コードを國際基準(zhǔn)の2桁ではなく3桁で表記したため、輸出相手國のコンピュータがそれを受け付けず、結(jié)果的に稅関で3カ月間滯留し、収益の機(jī)會(huì)を失っただけでなく多額の損失を出してしまったという。

09年、広東省だけでも、4000億ドルの輸出額のうち、貿(mào)易に関する事務(wù)手続きの不備により売掛金を回収できなかったケースが全體の5％にも上った。これだけでも約200億ドルの損失だ?！袱长握`差は國外の20倍だ」と中國商務(wù)部?許可証局の孟朱明（モン?ジューミン）氏は指摘する。

孟氏によると、貿(mào)易額に占める手続き費(fèi)用の割合は8％にも上る。中國で貿(mào)易取引をする場(chǎng)合、生産、購買、銀行、保険、運(yùn)輸、運(yùn)輸代理、輸入、輸出などの手続きについて、45の機(jī)関で360種類の証明書を取る必要がある。世界では貿(mào)易にかかわる諸手続きが簡(jiǎn)素化する傾向にあるが、中國はこれに乗り遅れている形だ。同氏は、「中國の貿(mào)易は（規(guī)模が）大きいが、強(qiáng)くはない」と語った。（翻訳?編集/津野尾）