2010年12月14日、中國で生産される抗生物質(zhì)の約5割が養(yǎng)殖産業(yè)で使われていることが分かった。中國青年報が伝えた。

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浙江大學醫(yī)學院第一醫(yī)院の肖永紅（シャオ?ヨンホン）教授が07年に行った調(diào)査から、中國では年間約21萬トンの抗生物質(zhì)の原料が生産され、うち9萬7000トン（46．1％）が畜産?養(yǎng)殖産業(yè)で利用されていることが明らかになった。

こうした事実や、繰り返し報道される養(yǎng)殖業(yè)界での抗生物質(zhì)の亂用狀況に関連して、中國青年報社會調(diào)査センターはこのほど調(diào)査を行い、2528件の有効回答を得た。それによると、人體への影響について96．7％が「心配」、うち58．3％が「非常に心配」と答え、関心の高さを示した。

養(yǎng)殖業(yè)界で抗生物質(zhì)が亂用される理由については、「関連部門の管理監(jiān)督力不足」（80．7％）、「養(yǎng)殖業(yè)界の利益追求」（75．9％）、「飼料業(yè)界の利益追求」（73．2％）、「動物に対する抗生物質(zhì)の使用基準が不完全」（57．4％）との回答だった。

また、「肉製品のパッケージに抗生物質(zhì)の使用狀況の表示を期待するか？」との問いには90．6％が「期待する」と回答し、抗生物質(zhì)の亂用に対する人々の不安の高さを示す結(jié)果となった。

抗生物質(zhì)の亂用は、薬に耐性を持つ細菌（耐性菌）を生む原因にもなるため、その影響が問題視されており、EU各國では飼料の添加物としての抗生物質(zhì)の配合を全面的に禁止している。（翻訳?編集/HA）