外資系ホテルの狙いは「二線都市」へ、內需を狙う―英メディア

Record China    2010年12月17日(金) 10時55分

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14日、ランガムやシャングリラなど、世界的に有名な高級ホテルチェーンは、內陸部を含む中國の「二線都市」にも経営を拡大させる。富裕層の増加を前に內需に狙いを定めたようだ。寫真は浦東シャングリラ上海。

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2010年12月14日、英紙フィナンシャル?タイムズ(中國語版)によると、世界的に有名な高級ホテルチェーンのランガムホテルズ?インターナショナルは、中國の中級都市に狙いを定めている。北京?上海?広州といった國際的大都市だけではなく、寧波や大連などいわゆる「二線都市(中級都市)」にも、経営を拡大させる計畫だ。5年以內に6軒の新規(guī)開業(yè)をめざす。こうした流れはランガムだけではなく、シャングリラ ホテルズ&リゾーツも今後、中小都市へと経営を展開する。

その他の寫真

ランガムホテルズによると、同社はまず、大都市にフラッグシップ店を開業(yè)させ、周辺都市に系列を展開させる計畫。いわゆる「二線都市」は、海外の大都市と人口面では劣ることはなく、産業(yè)?金融?インフラ面においては今後、地域の中心となりうる存在だ。大都市?上海でまず、當初の予想以上の実績をあげていることもあり、今後への期待度は高い。

シャングリラもまた、同様の観點から中小都市への展開を計畫する。包頭(內モンゴル自治區(qū))?長春(吉林省)、常州(江蘇省)などに加え、迪慶(雲(yún)南省)?満洲里(內モンゴル自治區(qū))?唐山(河北省)?秦皇島(河北省)などでも開業(yè)する予定で、今後2?3年のうちに10軒を開業(yè)予定。同社の朱福明(ケント?ズー)グループダイレクター(セールス&マーケティング擔當)は「外資系ホテルの競爭が苛烈さを増す中、ローカリゼーションを目指している」と語る。

同氏によると、「これまで、外資系高級ホテルの主な顧客は國內外からのビジネスマン。しかし経済危機の後、大都市部ではこうした客層が激減した。中小都市であれば、金融危機などの(海外情勢の)影響は少ない」と語る。また、いわゆる中國の內需に目をつけたこともこうした経営展開の理由だ。米コンサルティング大手マッキンゼー?アンド?カンパニーによると、中國の富裕層は2008年の160萬世帯から、2015年には440萬世帯に増大する。外資系高級ホテルの狙いはまさにこうした客層の獲得だ?,F(xiàn)在、中國全土では客室數(shù)にして22萬5000室分のホテル建設が進行中だ。(翻訳?編集/小坂)

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