2010年12月9日、米華字紙?僑報が「米國は中國に対して包囲網(wǎng)を敷くよりも協(xié)力関係を強(qiáng)化していくべきだ」との記事を掲載した。中國?環(huán)球網(wǎng)が14日付で伝えた。

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米國は先日、韓國や日本との軍事演習(xí)を行い、中國を取り巻く軍事的包囲網(wǎng)をアピールした。こうした軍事機(jī)器そのものは確かに脅威だが、現(xiàn)在の國際情勢ではその販売先はないに等しい。ユーロ危機(jī)にあえぐEU各國も高価な兵器を購入するような経済狀況には置かれておらず、米國內(nèi)でも11月に行われた中間選挙で民主黨が大敗、その大きな原因として近年の軍事活動が米國経済を圧迫したとの世論があった。

日米韓は軍事演習(xí)というハードパワーを、中國は経済成長というソフトパワーを主軸に置くこの構(gòu)図。前者の3國は“常に勝敗を決めたい”競爭型、後者はWIN-WINの関係を追究する互恵型だ。さらに、高い消費(fèi)の期待できる一大市場でもある中國は、日本や韓國にとって最大の貿(mào)易パートナー國であり、米國の軍事面よりも魅力的に映っている可能性もある。記事は、日韓が將來的に中國との関係を優(yōu)先する可能性もあるとし、さらに中國がEUやアフリカ、アラブ諸國でも影響力を増していることから、米國は中國に対して包囲網(wǎng)を敷くよりも、公平な協(xié)力関係を築くことが重要だと指摘している。（翻訳?編集/岡田）